イノセンスの作品情報・感想・評価

イノセンス2004年製作の映画)

INNOCENCE

製作国:

上映時間:99分

ジャンル:

3.8

「イノセンス」に投稿された感想・評価

いしが

いしがの感想・評価

3.5
前作は登場人物が曲がりなりにも一応テーマに対する答えみたいなのにたどり着いていたと思うんだけど、これはもやもやしたまま終わった印象。
ただ、作画は大幅に向上しており、更に見応えがある。
ソガ

ソガの感想・評価

3.8
攻殻機動隊の続編でバトーが主人公の作品。

前作よりも押井守節がモリモリで、難解さもこっちの方が上なので好みが分かれる作品だと思います。

やたら引用が多い作品で押井守も当初は引用文だけでストーリー進めたかったとか頭おかしい。
シーザーを知るのにシーザーになる必要はないと言ってたけど、押井守を知るのに押井守になる必要はあると思う。
Rin

Rinの感想・評価

3.5
15年ほど経った今でも映像がめちゃくちゃ綺麗
深いようでよくわからないから2回、3回見たいなと思う

このレビューはネタバレを含みます

相変わらず世界観が素晴らしい。作画もめちゃくちゃ気合い入っててよい。

作中でデカルトの人間機械論にも触れてたけど、魂の有無やその出処の話を喋り散らかすシーンがオサレポイント高くてすき。

あと名言や漢語の引用めっちゃ使ってたけど、どうしたのあれ。ちょいと気になった。
影山

影山の感想・評価

3.7
人形が魂を持ちたくないってのは、子供が大人になるのを拒むようなものなのかしら、と思った

バトーの片思いはつづく…
おこげ

おこげの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

小学生くらいの時に暇を持て余し、近くのレンタルショップのアニメ映画を片っ端から借りた時に観たことがあるので2回目の鑑賞です。

あの時は攻殻シリーズであることも知らず、なんか日本人形みたいな女の子がホラーで
謎のおじさんが主人公で
こんなおじさんが犬なんて飼うかなぁ…くらいに何も考えず観たと思うので、今回は何倍も楽しく面白く観れました。
そもそも単品で観るべき作品ではなかった…
でも鑑賞前に予備知識の補足動画があったなんて驚きました。優しい。

ロボット好きと、悪夢みたいな映像が大好きなのでグッと来るシーンが多かったです。映像美です。
特に無法地帯?みたいな都市に行って
中国の祭りみたいな賑やかなシーンや
ハッカー邸宅に尋ねる場面は
美しい悪夢を繰り返し観てる心地がして好きです。

上記で書いた通り、昔アニメ映画を手当たり次第借りた時に観たことを思い出しながら鑑賞したので、その時に今敏の『千年女優』も借りたことを思い出した為か
中国の祭りみたいなシーンでトグサが階段を降りる時、仮面を被った子供達がキャイキャイ駆けていく時や、トグサがよく単体で映るので
千年女優の主人公が追いかける男を思い出しました。声も山寺宏一さんだしコート着てるし背格好も似てるので。

中華な船に乗った民族衣装で踊る人、大黒さん?みたいな人形が画面いっぱいにひしめいたり
人混みから袈裟を着たお坊さんが、じっとこちらを見てる
ハッカー邸宅で同じシーンを何度も繰り返すシーン
そのハッカーのキムおじいさんがパプリカのサイコ副医院長に激似な点が
悪夢なパレードの夢を見る『パプリカ』を思い出しました。
それとアジアンな要素だけだけど『千と千尋の神隠し』も連想しました。
孔子様ではないけど同じ中国の思想家、荘子の胡蝶の夢も思い出して、うる星やつらのビューティフルワールドとかも。

そう似てるなと思うのは、どれも自分の好きな映画で、個人的に好きな演出や絵が詰まってるから共通点を見出し、繋げたくなるんだろうなと感じます。


作品中で、唯一違和感を感じたのは最後に救出する女の子の声です。
少女の声としては年相応な筈なのに、子供と大人の判別ができない顔なので幼い声がやけに、この映画から浮いてるように感じました。(人狼の人だった)
他に出てくる登場人物が渋め、ということもありますが。
あとはCGさえなければなあというくらいです。
でも光沢感のある鉄や金のメタリック感が綺麗だった。攻殻のCGリメイク版よりは何倍も良いです。

おなじみの川井憲次さんの音楽と作画の方々の名前にとても安心感を覚えたし、作画協力一覧にジブリの名前を見つけて温かな気持ちになりました。
押井さんがどんな人か知らない頃、
押井守、ポニョのことを「ボケ老人の夢」と批評
みたいな迷惑な三文記事メールを目にして信憑性は考えず、ただただ胸を痛めた思い出があるので笑 こうして攻殻などの押井さん作品を知る過程で彼自身や彼自身の交友を知ることができたことは本当に良かったです。
ジブリの鈴木敏夫さんがプロデューサーとしてどう関わったか気になってウィキを見たら(以下ウィキ引用)

本作のメインキャストに大物俳優の起用を立案していて、草薙素子役には山口智子を挙げていた。しかし、スケジュールの都合に加えて「出来上がっているイメージを変えるべきではない」と出演を固辞した山口と、監督の押井、キャストの大塚や山寺の反対により、田中が続投している

のエピソードに目を剥きました笑

あとは箇条書き
・押井さんは鳥の群れとバセットハウンドが好きだなあと再認識し、
・セクサロイドと称された少女ロボットの髪型が少佐と似てるのは趣味が悪いなと思ってましたが、最終的に少佐がロボットに乗り移る?シーンで演出かなと納得
・バトーもトグサもいろんな思想家の言葉を知ってるなと思ってたけど電脳で探索できるの!?それは羨ましい…
・クレジット見るまで気付かず榊原良子さんは何役だったか調べたら白髪?ショート緑の瞳が魅力的だった検死官の大人な女性ハラウェイさん
・ハッカー邸宅の玄関ロビーの真上に吊り下がってるサモトラケのニケみたいな像からカモメの剥製?に変わったのはどんな意味があるのだろう。
攻殻機動隊の続編だと知らずに見てました。もう一度見直そうと思います。
arata

arataの感想・評価

3.8
文句なしの押尾作品。何回もみて理解を深めて共有したくなる作品の一つ
10年ぶり。世界観を知ったのと、年齢も重ねたこともあったのでようやく何が起こっていたのかわかった笑
少佐とバトーの共闘シーンには興奮。
空衣

空衣の感想・評価

2.4
人間と機械の境界が曖昧であるのと同じくらい、現実と夢もわからなくなった

人間が機械になんかなりたくないと叫ぶのと同じくらい、機械(や人形)だって人間になんかなりたくないのかも。ビジュアルとしてはヒト型が正しい、それに近づけようとしたがるけれど、人間の都合に過ぎないのに
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