パッケージのコンセプトをバカバカしいと思いながらも少しは面白いかもと期待して観る訳だけどその期待するものは微塵ともコンセプト通りに展開されないというのがこの手の映画のダメなところ。
最低限のスペクタクルすら提供できないのはやる気がないからか予算がないからかは分からないがアクションのみならず全てにおいてそれまで観てきたどんな映画をも上回るクオリティの低さ。この映画はそのトップクラス上位に位置できるだろう。
一応は第二のヴァンダムであるダニエル・バーンハード主演だから多少のアクションはあるが……。それも期待以下のクオリティ。わざわざこんな映画が海を渡ってこの小さな島国でパッケージングされることが不思議でならないが。しかしこんな映画すらもレンタル店の棚に並んでてこそだし、また観て盛大に時間を無駄にするというのが映画鑑賞の醍醐味なのだと思う。
コレまかり間違えばヴァンダムの主演作だったかもと思うと恐ろしいね。