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マルコムXのKのレビュー・感想・評価

マルコムX(1992年製作の映画)
5.0
黒人解放運動家マルコムXの一生を描く3時間超えの大作。
デンゼル・ワシントン主演、スパイク・リー監督。

冒頭、アメリカで実際に起こった警官達による黒人男性への暴行の映像と共に、恐ろしささえ感じるマルコムXのスピーチ。
そしてアメリカ国旗が燃え「X」という文字を作り上げていく、一度観たら忘れられない強烈としか言いようがないオープニング。
そして視聴者を飽きさせることなくストーリーは展開していき、あれよあれよいう間に終盤へ。
そしてエンディングはソウルミュージックの女王アレサ・フランクリンが歌う、Someday We'll All Be Free(オリジナルはダニー・ハサウェイ)

本作を鑑賞後、マルコムXのサウンドトラックを探し求め中古CDショップをはしごしたのを昨日の事のように覚えている。
何もかも忘れっぽい自分が数日前のことかのようにこんなに覚えている。
それだけこのマルコムXという作品は自分の人生において衝撃を与えてくれた作品となった。
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