マルコムXの作品情報・感想・評価

「マルコムX」に投稿された感想・評価

Rika1023

Rika1023の感想・評価

3.0
高校生にとっては超絶長かった記憶。
初めて見たスパイク・リー映画

このレビューはネタバレを含みます

2018/07/16
黒人公民権運動のマルコムXの自伝を映画化

デンゼルワシントン本人に似すぎ
スパイク・リーの作品は敬遠気味だったけど「デトロイト」の影響でやっと観ることにしました。マルコムの伝記はサラリと認識していたのでストーリー的にも無駄な期待はしていなかったけどそれなりに楽しめました。当時、デンゼルとスパイクの知名度をかなり上げた印象が残ってます。

少し長すぎたけど 集中して観させていただきました。
差別主義の暴力に触れてきた人々に生まれた憎しみが人種の違いへの敵対意識に向かうことは当然であると感じさせられる。マルコムXがその深い歴史的憎しみによって培われた知見から解放され新たな思想へと歩みはじめた矢先に殺されてしまうことが本当に悲しい。直接話したことがないのに評価ができるのかという問いかけは社会に溢れる誤解と偏見に満ち、発信者に都合よく歪曲された情報全てに通じるし、対立の帰結として暴力が用いられたことに悲しみと怒りを覚える。
たとえ日本人としてアフロアメリカンを取り囲む状況を共有できていないとしても感じるものは多い。そしてブラックイズビューティフル、デンゼルワシントンかっこよすぎる。特にサーモントに髭の。
面白い!
非暴力のキング牧師に対して、マルコムXは暴力的な活動家なのだと思ってました。
たしかに若い頃はチンピラみたいなことばかりしていたようですが、実際に公民権運動に関わるようになってから暴力を行使したことがなかったというのは知りませんでした…
上映時間が3時間ほどなので、なかなか骨のある映画でしたがあっという間に感じました
TKC

TKCの感想・評価

4.2
マルコムX、
なんか、暴力的なイメージがあったけど、
そんなことはなく。
知らないって怖いなぁって思った

イスラム教だったことも初めて知った、
今の黒人問題に繋がるし、60年代は特に知っておきたいなと

マルコムは、宗教から民権運動に加わり、その枠を超えて行動できたからこそ、偉大なんだろうな、
暗殺される理由がいまいちピンとこないが、この時代を知ればわかるのかな

デンゼルワシントンの演技が素晴らしい。めちゃくちゃ似てる。顔自体はそんなに似てないから、これこそ演技力なんだろうな
マルコムXという黒人解放運動の活動家を恥ずかしながらこの映画で初めて知った。公開当時スパイク・リーが注目されてて、流行りに乗って鑑賞。勝手にソリッドな演出をイメージしてたら割とオーソドックスな描き方。黒人のメガネ姿ってなかなか見かけないし、好き。あの眼鏡が欲しい。デンゼル・ワシントンのなりきりキレ演技がカッコ良く、迫力ある演説シーンを堪能できる。担ぎ上げられ、裏切られ、決別し、散って行った男のキリッとした波乱万丈の一代記。
昔のレビューシリーズ

アメリカ文化の最後の授業で鑑賞。92年作品。
一番初めの授業で「フォレスト・ガンプ」を見たのですが、それが「白人視点の60年代アメリカ」だったのに対して「マルコムX」は「アフリカ系の人々から見た60年代アメリカ」ということで、シメはこれをチョイスしたそうです。

導入部分がとにかくすごい。インパクト大。すばらしすぎる。
ロドニー・キング事件(91年に起きた、白人警察官らによる黒人暴行事件)の実際映像のクリップと、アメリカ国旗が焼け爛れていくイメージが、マルコムXの演説(これはデンゼルワシントンがやってるのかな?肉声ではない気がする)にかぶって映し出されます。この部分だけでも一見の価値あり!って思った。鳥肌モノです。

肝心の内容。わたし今までマルコムXのことなんて何にも知らなくて(60年代好きを標榜していたにも関わらず。。)、キング牧師と対比的に描かれるイカれた黒人指導者(超失礼)というイメージしか持っていませんでした。だって演説の感じとかだいぶ激しいし。でも彼の父親の代の話から、ワル時代、そして宗教に目覚めるまで(イスラム教信者だったなんて初めて知った)を本当に詳細に追っていくことで、実際彼がどんなことを説いていたのかとか、ただ単に黒人を煽動するためにああいう演説をしてたわけじゃないんだな、とかもわかりました。

暗殺シーンとか。。なんかもう声が出ませんでした。子供の目の前で殺すか、みたいな。
宗教って怖いな。って思ったんだけど、組織内での意見の対立とか裏切りなんてどんな団体でも起こりうるんだよなあ。。と思い、ちょっと怖くなりました。

あともう一つだけ。。。笑 長くなりすぎてしまった。
ラストのラストでマルコムの実際の映像が流れるのですが、演じているデンゼル・ワシントンが本人にそっくりすぎて本当にびっくりした!!役者だねえ。今までデンゼル興味なかったけど、滅茶苦茶株上がりました!!


とにかくすごい映画です。見ておいてよかった。原作がアレックス・ヘイリーの本だそうなので(「ルーツ」を書いた人)、そちらも是非読んでみたいと思いました。
g

gの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ズートスーツみたさに観た。
期待通りそれはおしゃれ。
そんな理由で手に取った映画だけど、学ぶことが多すぎた。

マルコムXっていう人の真の姿を垣間見れる映画。
アフリカから拉致されてアメリカで暮らす黒人の子孫。
頭が良くても、黒人だから肉体労働しかさせてもらえず差別を受けてきた。
悪の道に走り捕まり、刑務所の中で出会ったイスラム教徒に勉強を教わり、宗教に目覚める。

最初の思想とかめちゃめちゃ偏ってるし
危険な感じなんだけど
インド行ってからは改心するし
単純に素直で純粋で、高潔な人間なんだなと思った。
141274

141274の感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

マルコムX、キング牧師より過激な活動家。

それだけしか知らなかったんだけど、改悛したキッカケが宗教だったのは意外だった。
映画で拾った知識だけで知った気になるのは危うい事だとは思うけど、それでも中身が濃くて、面白かった。

人種差別とは無縁だと思って生きてきて、実は無縁じゃなくて、関心が無いだけだと知った。
そして、人種差別には疎いから、と距離を置いていたけど、そうも言っていられないんだなと、改めて問題の本質が見えてきたし、自分の勉強不足を痛感する。
いやでも、本当に、分かり合うって難しいし、関心を向けさせるのも難しい。

こうして教科書で触れるような人たちは、もう出てこないのかな。
出てこないようにするのが一番なのかな。


デンゼルワシントンがめちゃくちゃ…めちゃくちゃかっこよかったんだよな……あの長身…足長い……スーツが似合う……最高かよ…
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