まさにジェットコースタームービー！
冒頭数十分は、バビーと母との2人だけの狂った生活が、淡々と1つの部屋のなかだけで展開される。ラストで外に出て終わりか、と思っていたら、全くそんなことはなく、その後は怒涛の展開祭り
新しい人と出会って、この人が重要キャラクターになるのか、と思ったら即退場したり、本当に展開の予想が全く着かない
特に、今まで音楽というものに一度も触れてこなかった(触れようがなかった)バビーが初めてステージに立つシーンはかなりグッと来た。歌というより、魂の叫び
正直、もう少し登場人物を絞って、バビーが外の世界で孤独を抱えている人を変えていく様をじっくり観たかった。だが、それではありきたりだろうし、ここまで強烈な映画にはならなかっただろうな
