春男

リリスの春男のレビュー・感想・評価

リリス(1964年製作の映画)
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"愛"のお話と思う。


日本では劇場公開をしていない作品。

魔性の女というよりも、
悪魔や闇や"リリス"がジーン・セバーグに乗り移った、憑依した感じ。

全てを愛する代わりに愛さない臆病者にはいくらでも残酷になれるし、自分が愛したことによる代償は大きすぎた。

愛するということは、人を生死どちらにも導くのだ。

わたしは、『勝手にしやがれ』や『悲しみよ、こんにちは』のジーンセバーグの方が好きだが、彼女が評価を受けたのはこの作品だし、この作品の
彼女も魅力的であり本当に役が憑依したように思った。

『17歳のカルテ』のアンジェリーナ・ジョリーが演じていたリサを思い出した。
上目遣いの人をどこかへ誘惑するような感じ。
似ていたような気がする。

物語を理解するのに精一杯で
あんまりしっかり観れていなかった感じがするのでもう一回観たい。。。
春男

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