どなべ

ホテル・テルミニュス 戦犯クラウス・バルビーの生涯のどなべのレビュー・感想・評価

3.0
英語字幕に集中して小一時間たって休憩しようと一時停止したらあと3時間あったわ、ナチ映画は長ければ長いほど重厚で価値があるという風潮やめーや

インタビュワーの声と話し方がHALそっくりで不気味だし、インタビュワーなのに相手が話しているときに割り込んで話しちゃうのも不気味だった

戦後アメリカがかくまう所からインタビュー相手が英語話者になるので字幕が消えて地獄だった
ただし南米に渡ったところでハッキリ雰囲気が変わるのは面白い、景色綺麗だし

インタビューが被害者だけでなくクラウスバルビーの関係者にも行われていて、言い訳がリアルで生々しかった
ナチの映画は大抵ナチが悪者というところから始まるのに対して、当事者の考えまで踏み込んでいたのは珍しいと思った
フランスのアルジェリア支配の説明は確かに説得力があった、戦勝国の虐殺は問題として全く取り上げられないよなあ
どなべ

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