どなべさんの映画レビュー・感想・評価

どなべ

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夜の人々(1948年製作の映画)

3.0

物理的に女性が上から話しかけるシーンが多い
女性の強さを見せたいんだろうかね〜
だからこそ床に臥したとき男が見下ろすのが映える

フレンチ・ドレッシング(1964年製作の映画)

3.0

若者の軽いコメディ
時代から言ってキッチンシンクな暗さがあるかと思いきや、とにかく明るい(逆に怖いが)
映像はヌーベルバーグの影響を感じるが、なんだかわからんハイコンテクストな笑いはモンパイっぽさも感
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アンナ・マグダレーナ・バッハの日記(1967年製作の映画)

3.0

嫁視点でのJ.S.バッハの年代記
18世紀当時の楽器、当時の服装なので映像としても、音楽としても興味深い
バッハ髪のオーケストラを後ろから撮ったショットは羊の群れみたいで可愛かった

コロッサル・ユース(2006年製作の映画)

4.0

長回し反復系の映画
嫁に逃げられたおっさんの日常
ダッチアングルとか、目線の先に空間を取らないショットが多く、不安を煽ってきているのがわかる

初ペドロコスタということでポルトガルへの理解が進むかと思
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詩人の血(1930年製作の映画)

-

今でこそ右回りか左回りか分からなくなるあの錯視など大したことはないのだけど、自分の顔と、自分を乗っ取る顔とを表裏一体でくるくる回すことで一体どっち回りか分からなくなりさぞ観客は怖くなったことと思う

シチリア!(1999年製作の映画)

4.0

数十年ぶり?にアメリカから帰国したシチリア人が地元のお母さんに会いに行く話
ネオレアリズモをお母さんに見立て、現代アメリカ映画の視点から再考察するような匂わせを色々探していたが、上映後にパンフによると
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サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス(1974年製作の映画)

2.0

うーん、なんの話かわからんけど、セックスできると思ったら部屋から追い出される流れが面白かった
スウィートスウィートバックとかの70年代黒人低予算って感じ

セザンヌ(1990年製作の映画)

3.0

ボヴァリー夫人をまあまあ長めに流してたのがウケた

黒い罪(1988年製作の映画)

3.0

アルケーが云々の哲学者がホニャホニャみたいな映画
ふつうの映画は色々な技術、色々な演出の組み合わせでなりたつけど、ストローブユイレはそういった組み合わせを排除して、1映画1実験してくれるので、好き N
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ペット2(2019年製作の映画)

3.0

うさぎがかなりかわいいが、マックスはあまり好きになれない

ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー(2010年製作の映画)

2.0

山田宏一のトリュフォーの伝記本に書いてあることばかりだったので、退屈だった

Pearl パール(2022年製作の映画)

3.0

a24的演出、食傷気味ではある
せっかく1918年の設定だが、牧場といっても出てくるのは畜舎だけ、街へ行くといっても出てくるのは映画館だけでかなり窮屈に感じる
他に昔の映画のオマージュを加えることで、
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(2023年製作の映画)

3.0

戦国時代を美化しすぎた大河ドラマを否定して、侍の政治をリアリズムで描いてくれる(と思ってた)

同じような主題の"仁義なき戦い"ではヤクザの仁義を否定したリアリズムがあったけど、そのぶん結局他の部分の
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.0

9月にディズニーランドに行った時、ホーンテッドマンションがメンテ中で乗れなかった
帰ってきて翌日この映画を見た

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.0

たしか「ウインドリバー」で、あまりに自然に解剖された人間のCGが出てきて、新しいCGの使い方だあと感動したと記憶してるけど、この映画も同じように使われていて、とても良かった
あとは幾何学系のショットが
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

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ファイトクラブあたりの痛くてキモいモノローグ(キモノローグ)が帰ってきた ヤな意味で

子供たちをよろしく(1984年製作の映画)

1.0

シアトルのストリートチルドレンを撮ったドキュメンタリー
「窃盗、売春、、で生きていく子供たち」→「その背景には親のネグレクト」みたいに話が進んでいくのが、あまりに整理されすぎていて面白くない

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ブギーマン(2023年製作の映画)

3.0

スティーブンキングの良さを忠実に出せていたと思う とにかくハートウォーミングなところが特にね
ただあまりにもキャリーすぎる演出ではあった

トルテュ島の遭難者たち 4Kレストア(1976年製作の映画)

2.0

めちゃ重厚な恋愛映画が始まると思わせてかなり軽いコメディなので、そのギャップでなんとなく笑えはする
が、それ以上何もないし、2時間半という長さが言い訳じみている 景色も音楽もなんとなく良いが、とにかく
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.0

エクソシスト大好きだからハードル高かったけど、めっちゃよかった
ただもっと衝撃的で映画を象徴するシーンがあればなー 首が360度回るとか、ブリッジで階段降りるとかね

13回の新月のある年に(1978年製作の映画)

5.0

世の中には、きっと監督は死ぬ覚悟で撮ってるな、という気迫が見える映画があって、ファスビンダーはそういう映画を撮る
まあ、撮った上で早死にしたけど..

The Endless Film(英題)(2018年製作の映画)

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どっかで見たことあるような"前衛"のかき集めなので、この映画である意味がない

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

1.0

ひとつひとつのアクションパートが長すぎる上に、冒険感・ワクワク感がない

いまさらインディジョーンズに期待する方が悪いんですけどね..

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