ゲドー

マン・オブ・スティールのゲドーのレビュー・感想・評価

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)
2.5
一言で言えば、最新のCGを含めた撮影技術によって生まれ変わったスーパーマン。

アクションシーンの迫力とか地球をテラホーミングするためのメカのシーン等の綺麗さには驚かされたし、スーパーマンが飛び立つ時のシーンの表現の仕方とかは関心はしました。(飛んでいるシーンで、ジェット噴射しているわけでもないのに飛行機雲が出ていたので、屁?ってなりました。屁じゃねぇけど)

ただ僕は、クラーク・ケントが正体がバレないように生活している少しコミカルに描かれた日常のシーンもスーパーマンの楽しみの要素の一つだと思っているのですが、今作では通してシリアス路線なのでそういうコミカルなシーンが一切無かったのが個人的には残念でしたね。

登場キャラクターについても、特に魅力を感じるよう人物はほとんど登場しなかったっていうのも残念です。スクールバスで絡んで来た典型的な糞ガキに期待をしたのですが、完全に期待はずれでした。(お前もっと話にも絡んでこいよ)でも、父親が竜巻に巻き込まれるシーンに関しては、父親の息子愛と覚悟ってのを感じることができましたので良かったと思います。

この映画だけ見ると、人間であるバットマンがどうやってこの、宇宙空間から生身で大気圏突入、ビルの壁を突き抜ける程強い勢いで叩きつけられる、最強の攻撃機A-10の機関砲をくらうなどしても平気でピンピンしている男と戦うのか、わたし、気になります。
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