Ark

キャリーのArkのレビュー・感想・評価

キャリー(2013年製作の映画)
4.0
2023-137
内気なキャリー・ホワイトのママはキリストか何かの猛烈な信者で、何かある度にキャリーを狭い部屋に閉じ込めてお祈りさせていた。男女の交わりは汚らわしいことと考えており、妄信的な彼女は歪んだ愛情でキャリーを支配しつつも、キャリーの持つ力を知っており恐れていた。
一方で、キャリーはある出来事をきっかけとして本格的に能力に目覚め、壮絶な結末を迎えることになる。


最後に別エンドのネタバレあり↓

スティーヴン・キングだからまた胸糞なんだろうな〜と思ってたけど、やっぱり胸糞だった……。容赦ないんだなぁ。

とりあえず、いじめ主犯格の女クリスがクズすぎてイライラした。
先生までクズだったら絶望的だなと思ったけど、まともで良かった。

キャリーがとても気の毒。何かあればお祈りお祈りで完全に宗教に支配されている母親のもとで幸せに育つわけがないよね。全ての元凶はママだ。キャリーは何も悪くないだけにひたすら可哀想。

しかしクロエちゃん可愛すぎでは?!可愛すぎて話に集中出来なかった(笑)血にまみれたホラー映画なのに女神がいたよ。

クロエちゃんが可愛いのと、1時間半とコンパクトにまとまっているおかげで観やすかった。

アンセル・エルゴート出てるのは知らなかった。

なんと本作にはBluRayにのみ収録されている別エンドが存在するらしい。調べたら観ることができる。
内容はこう。白い花を置いて墓にヒビが入ったら病院でスーが出産するシーンに切り替わる。出てきたのはキャリーの血まみれの腕で彼女は悲鳴を上げる……という悪夢を見て(?)錯乱しているスーが映って終わる……というもの。一瞬赤ん坊を抱くキャリーも映るとかいう話もあるけど、そのシーンは私には確認出来なかったので真偽は分からない。
スーの妊娠意味無くね?と思ったら別エンドに繋がってたのか。こっちの方が冒頭シーンと繋がるし良かったと思うんだけどなぁ。
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