かつて小説家を目指していた青年ニック。
その隣家に住む、謎の富豪ギャツビー。
彼は何者なのか。
どんな人生を歩んできたのか。
巨万の富はどこからくるのか。
毎夜開かれるパーティは何のためのパーティなのか。
ギャツビーの謎が徐々に解き明かされながら、彼の物語はさらに新しく紡がれていく。。。
一人の男のめまぐるしい人生の物語が、長編小説のような重みのある言葉と、ニックの淡々とした口調によって繰り広げられていきます。
前半はギャツビーに謎が多すぎて、話の展開が読めず難しかったですが、後半から一気に心を掴まれました。
ラストにかけてどんどん目が離せなくなる作品でした。
2021/01/17