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華麗なるギャツビーのsienaのレビュー・感想・評価

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)
3.0
バズ・ラーマン!な感じの派手な演出。
ギャツビーがデイジーとの再会のために飾り立てたニックの家はとても素敵だった。
ブキャナン邸も素敵だし、デイジーの装いが回想シーンを含めてもいつもとても可愛らしくて見惚れてしまう。

オクスフォード出身のやつがあんなピンクのスーツを着るか、には笑った。原作にもあるエピソードなのかわからないけど、とても素敵なソフトピンクの麻の三つ揃えで、まあ確かに生粋のイギリス人なら作らなさそう。オクスブリッジを進学先に選ぶような人間がそういうセンスを持ち合わせているか、と言われても疑問は残るかも知れない…

キャリー・マリガンはやっぱり良い女優さんだなと改めて見惚れた。
17歳の肖像とも私を離さないでとも別人のような喋り方と身のこなしで、ふんわりとしてとても可愛らしく、憎めない。

エリザベス・デビッキも美しかった。けど、コードネームUNCLEと似たような印象かな。TENETでの繊細な演技がやはり素晴らしいと思う。

昔から何度か原作を手に取っては読み進められず、この映画も何度か観ようと再生し始めても途中で止めてしまっていたんだけど、今回の再チャレンジでようやく最後まで鑑賞。
The Great Gatsbyというタイトルには納得できるけど、この映画では「暗黒街の巨頭」という邦題にはならないよな、と思った。
ほかの作品を観たり原作を読んだりもいつかしてみたいな。いつか。
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