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華麗なるギャツビーのぉゅのレビュー・感想・評価

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)
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2022年 鑑賞 22-165-19
NHK BSプレミアム にて
F・スコット・フィッツジェラルド先生の小説「グレート・ギャツビー」を原作に、「ロミオ&ジュリエット」「ムーラン・ルージュ」等のバズ・ラーマン監督・脚本による、仕事のためニューヨーク郊外に移り住んだニック(トビー・マグワイアさん)。その隣には、ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオさん)という謎めいた男が宮殿のような豪邸に1人で暮らし、夜ごと豪華なパーティーを開いていた。そんなある日、招待状を受け取ったニックはついに本人と対面し、彼の生い立ちを描く恋愛ドラマ作品。
色々考えて、スコアはつけたくないと判断したため、遠慮させていただきます。

ー 華麗な男の愛憎劇 ー
個人的に制汗剤や香水の匂いが苦手で、学生時代の体育の後の時間が超苦手... 色んな企業さんの制汗剤の色んな匂いが混じりあって、気持ち悪くなる... 気持ち悪いのが香水の匂いがきつい人とすれ違うだけで気持ち悪くて酔いそうに... そういえば「ギャツビー」という商品ありますよね?

“隣の桟橋に人影が見えた なぜかピンと来た 彼がギャツビーだと 闇の中の何かに手を伸ばしてた 緑の光に”
小説家のニックがギャツビーのことを? ...ということは、F・スコット・フィッツジェラルド先生を模したキャラなのか?

“それは生涯にそうは見られない「極上の笑顔」ありのままを理解し 信頼してくれそうな安ど感”
もう先に言っておきます。私は苦手、この手のパリピ的なノリが... 私自身ウォールフラワーの影型の人間型なんで、パリピの夜型の方々とは全く合いませんので悪しからず。
ギャツビーとは?ドイツのスパイ?殺し屋?実在しない? ...やっとだが突然の登場するギャツビー。だったが、ほんとう?自分から名乗っている上、誰も会ったことなけりゃ、誰も知らないでしょ?ってのが私の感想なんだが... ニックは信じてるみたいだ... 彼のことに関してはよく知らなかったが...

“イカすだろ 友よ 特注だよ スーパーチャージャー付き 着替えろよ ランチに行こう”
とにかく運転荒いし、出してくる情報も真実味があって... 警官出てきた。身分証見せれば、すいません展開なんだろうなと思ったら、やっぱり!全部仕込みなんじゃない?とも思えるが、やっぱり... あの車のシーンは見過ごされがちだが、あれは有り得ないことなのか?それともたまたまナレーションと被っただけの私の考え過ぎ?作者、あるいは監督の作為か?もし原作からあるんなら、2013年の作品ならもう少しやり方考えて欲しかったかな?そこがリメイクの良さでもあると思う(上手くいかな場合もあるけどね)。警察の長官?上院議員?ウォール街?まさかの展開...

有名な女性ゴルファーのジョーダン(エリザベス・デビッキさん)から告げらた言葉、ニックの従妹デイジー(キャリー・マリガンさん)と深いドロ深い関係があった!だから最初の方のみの出演で、今まで出てこなかったのか!とか、だからニックにだけ招待状を!とか緑の光に手を伸ばしていたのか!と一気に繋がった!

デイジーの再登場!1人で来い!とは、愛の告白?私がしたいねっ!ってくらい再登場を待っていた!噴水とデイジーのシーン、2階らギャツビーがデイジーに向かって帽子や服を放り込み投げるシーンが凄く素晴らしい!デイジーの良さが引き出されている!

“彼女からトムに愛はなかったと言わせる そして彼女の両親に挨拶にいく ご両親はいい人たちだ そこで式を挙げる 5年前同じところから始めるんだ”
ギャツビーの企みとは?毒不●夫と引き剥がし、デイジーと一緒になって、小さな町で2人だけで暮らそうとしているのか?そのためのお茶会からのあのパーティか?

“黙りやがれ!” “ギャツビーの形相はまるで人殺しだった”
始まった毒夫 vs ピンクシャツ... まさに三角関係の中にいる妻はブルブル震えながら喫煙を... 巻き込まれた2人はどうすればいいのかと、不憫だと、そう思ってしまう私。やっぱり苦手だわ、こういう状況の中の空気も... 何でも手に入れたいオラオラ風な夫の怒りと、過去に戻したいわがまま強要富豪の沸騰状態の修羅場なんて観てられねぇ... でも、ここのギャツビーのを人殺しのようと例えた所は収穫で... かつあの壁と大きなメガネはあの状況を見ていたんじゃないかと思えた例のシーン...

まさかの展開の連続... 新聞の見出し、●●と●●●ーのとった行動、ニックの怒り、NYの変化、目の前の夢を掴もうと、夢は過去だったことを彼は知らない、緑の光 = 象徴、流れに逆らう船... あの小説の名前は「The Great Gatsby」
あそこがどうだ、あのシーンは良かった... 以前に、私には苦手で、やがて苦痛にも感じる約140分だった... 唯一の癒しがキャリー・マリガンさんで、彼女に刺さったし、彼女の存在を知れたということが救いとなったかな?

「君だけが価値がある 言っておいてよかった それが唯一の賛辞にになった」

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