ナマラマナ

華麗なるギャツビーのナマラマナのレビュー・感想・評価

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)
4.0
見終わった時、思ったのが、あら?!意外によかったんじゃない。でした。
なかなか触手が動かなかったんですよ。
というのも、フィッツジェラルドのこの名作が大好きでして、おまけに1974年のロバート・レッドフォードがギャツビーを演じた映画が大好きだったからなんです。
なのでイメージ的に、ディカプリオ???ってなっちゃっていて(苦笑)。
いま、上のあらすじを読んで、3Dなんだ!ってわかりました。なるほどぉ~だから交通事故のシーンとかああなのねーと納得。
やっぱりね、映像はとっても綺麗で、毎晩行われるパーティの華やかさなんてとーっても素敵!
ある意味、成り上がりの謎の男・ギャツビーですから、ディカプリオのちょっと野卑なところとか合っているのかもねーとも思います。
それにしても、原作を読んでも、映画を観ても、デイジーって最悪な女だなぁ~~!大嫌い!!
でもね・・・今回観ていて思ったのが、時代が時代だし、彼女自身ハイソサエティー出身ですもんね。でもやっぱり大嫌い(笑)
それなのに、あんなに愛されて、女冥利につきますね。うらやましぃ~。
それに、ギャツビーとデイジーが再会のお茶会のシーンなんて、あまりの動揺ぶりにおかしかったり、かわいかったり。純粋な恋愛、いいなぁ。しかったかなぁ~って思いましたよ(笑)
一般ピーポーの私としては、結局、金持ちはどうにでもできるんだなぁ~っていうところが気に食わないですねぇ。
まーー昔から欧米は格差社会ですしね。映像でも皮肉っている看板とかありました。
それに世界恐慌前のアメリカバブル絶頂期ですから、それを映像の豪華さによって表現されていると思います。
逆にこっちを観て、後でレッドフォードの方をみると貧素に思えるかもしれません。
ナマラマナ

ナマラマナ