バーニーロス

のぼうの城のバーニーロスのネタバレレビュー・内容・結末

のぼうの城(2012年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

最近の邦画では
大当たりレベルの楽しめた映画。

うつけものを装い
実は智略・戦略・人心掌握略・に長けている殿を演じるのは野村萬斎さん。
彼、マジで何を考えてるか分からない…ミステリアスな部分があるよね(陰陽師とか)
ここでのキャスティングはナイス人選だったと思う( ≧∀≦)ノ

ただ1つ言いたい事が(書きたい事か?)あるんですけど。
歴史上の史実を映画化なんですよね?

史実というのは文献のみで確かな事実ではないし、これからも明確とされるのは不可能な時の問題。

【愛の部分】
ここまで馬鹿(見せ掛け)やった殿なんだから、最後は史実を捻じ曲げてまで映画風にアレンジするのも良かったのでは?それは歴史に対して失礼ではないと思うし、本心は其処にあったかも知れない。

歴史を改変するだろうけど、時を超え
映画化するに当たって
彼らの成し遂げられなかった
夢を映画内で叶えさせてあげなよ、
どうせ見てないんだよ。
確かに国の民を守るためには姫の犠牲は仕方ないですよね。
幾ら史実上とはいえ、切なくも悲しいラスト、改竄して映画として新たな物語として作る勇気があれば
スコア4点超えの作品でした。

歴史は何も貴方を救ってくれません。
何が真実か分からないのなら、其に忠実に従う必要はないのでは(´・ω・`)
バーニーロス

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