このレビューはネタバレを含みます
TVアニメ版と実写劇場版は見ています。
両方ともそれなりに面白かったです。
この劇場版ですが興行成績2.1億とヒットしたとは言い難い。
図書館戦争という作品は設定自体は面白いがやはりリアリティーに欠ける部分がある。
日本でこんな組織ができるわけがない。
いっそのこと中国か朝鮮占領下の話にした方が良かったかも。
中国が舞台ならすごく意味がありリアルな作品になるけど、そういうのは難しいんだろうね。
まあ作品なんて多かれ少なかれご都合主義なんですがね。
残念なのはこの作品の売りともいえるゲストのイッセー尾形の演技だ。
実写映画では力不足を感じたことはないですが、何で声優になると下手になっちゃうのかな?
ちょっと豪華なTV版程度で劇場版だからと言って特別感は無かったかな。
最後に外国の大使館に逃げ込んでハッピーエンドって映画はたくさんありますが、イギリス頼りの最後ってのが少し情けないかな。
でも普通に楽しめました。