米倉ケイ

LOOPER/ルーパーの米倉ケイのレビュー・感想・評価

LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)
3.7
8年ほど前に「BRICK ブリック」という不思議な心地のサスペンス映画を見たのですが、監督ライアン・ジョンソン、主演ジョセフ・ゴードン=レヴィット、この映画と同じ組み合わせで驚きました。
よくよく見るとライアン・ジョンソンは「スター・ウォーズ エピソード8」の監督もやるそうで。
おもしろいことになりそうです。

時系列の入り乱れる設定を咀嚼しながら観賞するのでなかなかに力がいる。
雰囲気はハードボイルドなのだけどアクションは豪快、それでいてときどきすっごく淡白。そのくせ登場人物は割りと抜けている。
この独特のテンションが持ち味なんでしょう。
凝った近未来SF設定と飾らない生身の人間の「現実味の無さ」がなんとも奇妙な後味をひきます。
クリストファー・ノーランに通ずる部分があると評判ですが、個人的には奇妙方面に化けてほしいな、なんて。

しかしブルース・ウィリス好きとしては解せた部分もツッコミどころと判じてもらえるのか否か。
それにしても、シド役の男の子良いなぁ。