華やかさもアクションシーンも全くないのに、終始ストーリーに引き寄せられ、時に笑い、時に泣き、心があったかとなる。
それは地味なテーマで進行も静かでありながらも、暗くなくて明るく、悲観的でなくてポジティブだからなのかも。
厳しい事態の発生に仲間で連日徹夜・・・これらシーンは自分の会社の仕事に通じるものがあり、胸がじーんと熱くなった。
友だちがイイ!と言っていたので、全く予備知識を入れずに鑑賞。このパターンが最良の鑑賞法ではなかろうか。舟を編む??どういうこと?→なるほど、そういうことか!に変わって行く楽しさ。
松田龍平は作品のはまり役で、いい味を出していた。お父さんの面影も感じられて。
筆書きの巻き紙の恋文に「戦国武将じゃないだろ!」には笑ってしまった(笑)
間違いなしのオススメ作品。