BS松竹東急
ドラマが面白かったので気になっていた作品。
原作の本を買ったが結局まだ読んでいない。
雰囲気は良いと思うけど、ドラマをもし見ていなかったら静かすぎると思ったかも。
2024-016…
このレビューはネタバレを含みます
BS松竹東急にて初見。
前にリアルタイムで、テレビシリーズを少し見たことが有るので、雰囲気は少し判っていました。
私が、少年画報社で、「少年画報大全」を監修した頃(2000年秋から2001年春に…
ドラマも凄く良かったよなぁ…
で、前にこれ映画館で観たよなぁ…と思い出しながらの鑑賞。
原作はその時にも読もうって強く思ったのに未だ読んでなくて反省。
そして辞書を作るのにこんなに時間と労力がいる…
新しい辞書を一から作り上げるという途方もない作業。
テーマからも想像した通り、作中波はありつつも終始穏やかな雰囲気で進んでいく。
辞書つくりなんて考えたこともなかったけれど、たしかにもはや狂気の沙汰…
毎日何気なく口にしていたり、今、こうして綴っている言葉ひとつ一つに意味がある。
その意味を改めて聞かれたり、調べる時に欠かさない辞書。
原作はかなり昔に読んで、〔何かを作る仕事〕に就きたいと思った…
本当に美しい演技と物語。
登場人物たちが素直で優しくて、でも少し不器用で、観ていて心が温まる。
辞書を創るのにかかる膨大な時間を感じさせるために、時代背景の変化や登場人物の心情変化が絶妙に描写されて…
〔右という言葉を説明できるかい?〕
馬締の生活環境に憧れる
「辞書という船、今を生きる…」
〈大渡海〉の個性を決める編集作業
恋の語釈、生きた語釈
「好きです」
「私も」の時の、牡丹が花開…
「舟を編む」製作委員会