ネネ

シュガー・ラッシュのネネのレビュー・感想・評価

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)
3.9
「ヒーローになれないのは悪いことじゃない。だって、あの子を助けることができるんだ」
ゲーム上ではプレイヤーのために悪役を担っているけど本人の意思との相違がある 好きでものを壊しているわけではない 最後、戻らなくても良い、このままシュガーラッシュにいても良いとヴァネロペに言われるけど、自ら選択して悪役として自分のゲームに戻ることにした。
悪役がいなければゲームは成立しない それぞれにそれぞれの役割があって、それは当たり前に感じるけど、誰かが欠けたら成立はしない 「不必要、自分なんていらない、私なんて」と思わなくて良い 誰かに必要とされることで自分で自分の存在価値を見出せる それが原動力になる 主語が自分ではなく誰かになる そういうことのためになら、こんな悪役だって引き受けると思える動機がきっと大事 
悪があるから正義はある、正義があるから悪がある 「悪役」のレッテルは貼らないこと
ネネ

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