このレビューはネタバレを含みます
実直で信頼も厚く経験値も高いパイロットが直面する困難に対処していく物語。
と、ジャケ写から勝手にイメージしていたがのっけから真逆だった。
冒頭から裸の女・酒・タバコ・マリファナ・コカイン・別れた妻という品が無い方のアメリカンドリーム欲張りセット。
そして悪い方の顔したデンゼル・ワシントン。
勝手な先入観は早々に覆されたものの、全体的には思っていたそれとは違う種類の重めのトーンで満たされていた。
「カタルシスを得る」とはこういう事だと再認識されてくれる良い映画だった。
ベタながらも一生分の嘘をついた気分というセリフは印象的だった。