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「フライト」に投稿された感想・評価

ウィトカーは飛行機が墜落して全員死亡するところを救った英雄である。
しかし弱さも抱えている。
彼はアルコール依存症でコカイン中毒でもあるのだ。

事故そのものは機体が原因だったが、それを天才的な飛行技術で救ったウィトカーであっても、もしこの事実が世間にバレてしまったら、免許剥奪どころか刑務所行きになってしまう。
果たして、彼が執る行動は…という話である。

事故の場面はかなりの迫力があったが、その後、公聴会が始まるまでは至って地味です。
彼はお酒が原因で離婚し、妻子と離れて暮らしていますが、
女には事欠きません。
事故後も新たな女性と知り合うし、彼を助けてくれようとする友人もいる。
彼らはウィトカーをアルコールから離そうとするけれど、
それを受け入れるかどうかは結局本人次第です。
そこのところを丁寧に描いています。

ウィトカーは英雄といっても、実際は弱い人です。
ダメと分かっている方向へばかり行ってしまいます。
この作品は、アルコール依存症の人に観てもらいたいけれど、ある程度既に回復した方でないと、辛くて観れないのかもしれません。
それ程、人間の弱さがリアルに描かれていると思います。

ウィテカーが、中身がロクデナシのままの英雄になるか、それとも人間として、最低限の大事な物は守るのか…。
なかなか深いお話でした。
飛行機事故と依存症のお話。
自業自得とはいえ最後ああなったのはある意味よかった。
依存症というのは人間にとっていろいろな意味で怖いなと思った。
一人旅

一人旅の感想・評価

3.0
ロバート・ゼメキス監督作。あれれ?かなりの拍子抜け。こういう類いの映画は予想を裏切る展開や意外な真実が待っているのが常なのに、何も起こらず終わってしまったような感じだ。せっかくのデンゼル・ワシントンがもったいない。でも良かったシーンもある。旅客機が故障した際、慌てふためく副操縦士と違って、終始冷静に指示し機体を不時着させた機長(デンゼル・ワシントン)の姿はかっこ良かった。
T太郎

T太郎の感想・評価

3.6
547
良かった。
考えさせられるストーリーだ。

これは堕ちたる英雄の物語ではない。
主人公は始めから堕落していた。
酒に溺れ、職業倫理にも乏しい人物
・・・しかし、航空機の操縦技術だけはピカイチという男だ。
彼は旅客機のパイロットなのだ。

序盤の旅客機墜落の場面は緊迫感があり、とてもいい。
この部分だけで1本の作品が出来そうだが、これはプロローグに過ぎない。

彼は大惨事を最小限に食い止め、多くの人命を救った英雄だが、事故調査委員会は容赦なしだ。
フライト前の飲酒、ドラッグの使用を問題視し、彼を追い詰める。

飛行機に乗るのが恐ろしくなる映画だ。
こんな機長が実際にいるのだろうか。
フライト直前まで酒を飲み、酔い醒ましにクスリをやる。
搭乗前に検査をしてないのだろうか。
フライト中にも飲んでるし。
お手上げだ。

金輪際、飛行機には乗らないと決意した。
乗るもんか。
・・・乗る用事もないけど。
近場でウロウロする事にしよう。

酒の飲み過ぎは禁物だ。
人生を狂わせる。
節度をもった適度な飲酒に心がけようと、固く心に誓ったのであった。

芋焼酎を浴びるほど飲みながら・・・

      完

何が完やねん。

ワシントン主演。
チードルも出演している。

いい映画だ。
くーた

くーたの感想・評価

3.4
ロバート・ゼメキス監督による2012年の人間ドラマ。オーランド発アトランタ行きの旅客機が制御不能に陥り、機長ウィップ・ウィトカー(デンゼル・ワシントン)は人並み外れた操縦で機体を不時着させ、犠牲者を最小限にする。当初は英雄扱いされたウィップだが、当日酔っ払っていたことが分かる。
弁護士役にドン・チードル、パイロット組合の代表役にブルース・グリーンウッド、入院先でウィップと出会う薬物依存の女性役にケリー・ライリー、ウィップの親友で薬の密売人役にジョン・グッドマン。
不時着に至る飛行機のシーンは緊迫感がある。ラストはきちんと収まるが、アル中男の話が延々と続き、見ていて呆れる。航空機ものを期待すると外れるが、アル中の更生ものとしてはまずまず。
第85回アカデミー賞で脚本賞と主演男優賞にノミネート。
✳️再鑑賞
2022/03 CS録画。飛行機事故を巡る話。デンゼル・ワシントン主演。ゼメキス監督作。序盤はナショジオの『メーデー!』を見てる気分でした(『メーデー!』で取り上げられた実際の事故に、この映画の主人公の搭乗前の行動と似たものがあった)。この映画の場合は、そこに英雄的側面が付与されていて、主人公自身がその2つの側面とどう向き合うかというのがテーマ。

ずっとあれこれ考えながら観ていたのですが、終盤になってから「あれ?これそういうタッチの映画?」と思うようなシーンがあり、なんとも纏まらない気持ちになりました。軽快なシーンがあっても良いけど、それにしてもあのタイミングじゃなかった気がする…。
CHANELGIRL

CHANELGIRLの感想・評価

2.5
アメリカ映画🇺🇸酷い習慣がそんなに簡単に変えられるかな❓と思いました😑
sak

sakの感想・評価

3.2
個人的に初めのフライトシーンがピーク、
あとはダラダラと話の遅さに退屈になってきた。が、最後の40分で面白さが蘇ってくる。
一回の功績を代償に今までの悪事が明るみになり、更生するきっかけになる。

セリフのないシーンは重厚感あって、デンゼル・ワシントンの力を思い知った。
90分ほどで観れたら良かった…
うそからの解放

家族から見放され人を騙し横暴で自分が信用できない人間 それが自分
どれだけの人を救おうと、自分に他人に嘘をつき続けるのは我慢できなかった

ヒーローは完璧じゃない よく言われる話だけど、ヒーローはヒーローと言われる数だけ罪を犯してきた闇がある
この話も漏れなく同じ

ドラマチックな展開とビミョーにジョークを混ぜてくるのはロバートゼメキスで合点がいく
とにかくバランスがいい、ぶっ飛んだ展開をぶっ飛ばしながらも全体の構成のなかでどんな要素をどれだけ入れてどれだけ脚本の段階を大事にするかをわかってる
愚直でストレートなエンターテイメントをエンターテイメントとして提供できる監督 信頼しかない
kuu

kuuの感想・評価

3.6
『フライト』
原題 Flight.
映倫区分 PG12.
製作年 2012年。上映時間 138分。

ロバート・ゼメキス監督がデンゼル・ワシントンを主演に迎え、『キャスト・アウェイ』以来12年ぶりに手がけた実写作品。

フロリダ州オーランド発、アトランタ行きの旅客機が飛行中に原因不明のトラブルに見舞われ、高度3万フィートから急降下を始める。機長のウィトカーはとっさの判断で奇跡的な緊急着陸に成功。
多くの人命を救い、一夜にして国民的英雄となる。
しかし、ウィトカーの血液中からアルコールが検出されたことから、ある疑惑が浮上し。。。

デンゼル・ワシントンは、
多くの顔、
多くの才能、
ホンでもっての、多くの素晴らしい役柄を持つ俳優と云えるかな。フットボールのコーチからサイコパスのオヤジまで、どんな役でもこなし、その役に命を吹き込むことができる稀有な俳優かな。
しかし、2時間18分ちゅう長い上映時間、この事件を面白くしておくことができるんか、と多少懐疑的でした。
しかし、今作品を監督した製作者たちは、観客を楽しませるために、映画『アンストッパブル』とは違うアプローチをとった。
その代わり、今作品はメッセージ性の強い映画になっており、様々な意味で刺激や不快感を与える可能性を持っていると云えるかな。他の事件ドラマとは異なり、今作品はワシントンが酩酊飛行の罪を犯しており、何らかの問題を抱えていることを即座に教えてくれる。
事件の真相を明らかにするのではなく、主人公が自分の過ちから逃げられるかどうか、そして罪悪感からくる快楽に溺れ続けられるかどうかを描いている。
せやし、今作品には興奮やハラハラする瞬間があまりないことは想像がつく。
しかし、だからと云って、今作品に感情的な刺激がないわけではありません。
ワシントンは、このキャラに現実的なエッジを与え、ゲスをぞっとするような細部まで描写している。
この映画では、ウィップ・ウィトカーがウサギの穴に落ちていく様を見て、彼の性格を批判し、軽蔑し始める箇所が数え切れないほどある。
しかし、同時にこの映画の様々な要素が、この人物に同情し、彼の困難を乗り越えようとする人の心境にいつの間にか入り込ませてくれる。
まぁ、今作品に命を吹き込んでんのは、ワシントンだけじゃなく、キャスティングした監督が巧みなんかな。
ワシントンがほとんどの時間を割いているが、脇役たちはそれぞれ、物語をさまざまな方向に導き、ウィップが自分自身をさらに掘り起こすのに十分な時間、重要な役割を担っていた。
ケリー・ライリーは、自分自身の問題を抱えながらウィップに恋心を抱く依存症患者を演じ、絶妙なタイミングでドラマを盛り上げてたし、ジョン・グッドマンの演技も巧く、大柄な彼がコミカルなセリフで緊張をほぐしてくれた。
しかし、デンゼルのキャラを支えてたんは、ウィップの担当弁護士を演じたドン・チードル。
チードルの冷静な態度、理性的な演技力は、この弁護士に命を吹き込むのに完璧な特性であると感じたかな。
全体として、これらの俳優がちょうどいい具合にブレンドされ、ストーリーと笑いを持続させている。
でも、まぁリアリズムには責任が伴うし、今作品は一部の視聴者にとって限界を超えるかもしれない。
今作品は、楽しく、巧みではあるが、いくつかの台詞は特定の観客層を不快にさせ、おそらく映画から何かを奪ってしまうんちゃうかな。
宗教の台詞に侮辱されやすい人は神の御業だという、人間に降りかかるあらゆる出来事の云い訳として使われるような台詞を楽しめないかもしれない。
また、アルコールに弱い人も、リアルな描写がステレオタイプなビジュアルと相まって、不快感を覚えるかもしれないので、感覚を研ぎ澄ます必要があるかな。
また、セリフの中には罵倒が含まれているものもあり、一線を越えて怒りがこみ上げてくるかもしれない。
しかし、不快なステレオタイプ以外にも、この映画にはいくつかの弱点があるのは感じたかな。
映画のペースは遅く、この映画の長尺は最良の選択ではなかったかもしれない。
編集次第では、もっと引き締まったものになったかもしれません。
今作品メッセージ性が高く、演技も素晴らしいが、最高とは云いがたいかな。
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