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ラストスタンドのひよこ映画垢Twitterのネタバレレビュー・内容・結末

ラストスタンド(2013年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

元ロス市警の敏腕刑事オーウェンズは、心に傷を抱え国境付近の小さな町の保安官となり静かな週末を過ごしていた。
そんな彼にある時、FBIから連絡が入る
「移送中の凶悪犯、麻薬王コルテスが逃走、最新鋭の車を操り時速400㎞でメキシコ国境に向かっている。君の町を通過するが手出しはするな」しかし、軍隊並みに訓練された仲間のサポートでFBIを蹴散らし進む凶悪犯を前に、オーウェンズは眠っていた闘志を呼び起こす。
彼は戦闘経験の無い部下と素人同然の仲間のたった5人でチームを結成。最新武装の凶悪犯に対し、第二次世界大戦時代の古い武器を手に取り《ラストスタンド(最後の砦)》として戦いに挑む!


舐められていたへっぽこチームが、強敵に立ち向かうという大好きな設定❗
FBIの偉い人をフォレストウィテカーが演じているがこの人は上司役が似合っているとこの作品を見て思った。どこか憎めない、優しい笑顔がこの人の魅力でめっちゃ好きなんだよなぁ🙄
パニックルームでもこの人最高だった

オーウェンズが寛いでいたバーに、怪しいトラックの運転手がやってくる。そして農場の主さんの殺人事件
FBIにお願いされて戦うのではなく徐々に、事件を追うごとに謎が1つに繋がり結果コルテスと対峙することになるという安易な脚本じゃなく考え込まれているのも好評価なポイントです👍✨

血糊は霧みたいな感じでボシュッボシュって雰囲気?舞台が田舎というのもあり西部劇を見ているような…。だからこそFBIでも勝てない最新武装の凶悪犯なんかに、おじさん達がどう勝つのか?って期待が膨らむ
護送車からの脱出シーンも素晴らしかったがブルドーザーのような車でパトカーの壁を蹴散らすシーンやSATの車をバック走行で横転させるカーアクションなど見ていてヒヤヒヤする演出があるので今回の悪役の手強さが伝わる👀 コルテスがレーサーと言うこともあり運転技術が神がかってるというのもポイント❗

敵役もこれまで見なかったような精鋭ばかりで暗視スコープや統制された動き等勝ち目の無い序盤から中盤にかけては絶望を感じさせるほどシリアスな残酷な展開がありかなりの警察やまさかの人物が死にます。この人は生き残ると思ってたので衝撃でした🤔
5人でチームを結成してから怒濤の逆襲が始まりコメディ要素も沢山増えます!

終盤のコルテスとの小麦畑での追走劇はとても良かった!運転席のフロントに飛び散る小麦で視界は殆ど見えず…。そんな中の激走には、食べ物を無駄にしちゃって…という邪念もありますが見ていて爽快なシーンとなっています
最後、小麦畑から飛び出て肉弾戦が始まるのかと思いきや、国境の橋で構えるシャワちゃんはまさにラストスタンド‼️
タイトル通りのかっこ良さを見せるシュワちゃんですが肉弾戦も最高でした
爽快なコルテスの無様な最後はニヤニヤしてしまいましたね😀

ロケットランチャー、機関銃、ショットガン等の豪快な銃撃戦が現れるので「コマンドー」ファンも嬉しいかも❗
シュワちゃんが扉を体当たりでぶち破った後「年かな…。」と台詞があるんですが確かに顔はフケてはしまいましたが、65歳(当時)とは思えない筋肉や、ハーネスを付けて自らチャレンジしたアクションは歳を忘れさせるほどイキイキしていました。
ターミネーター3以来10年振りとなる
主演アクション映画となった今作品ですがシュワちゃんの代表作にノミネートされてもおかしくない。そんな名作です