あり

EVA エヴァのありのネタバレレビュー・内容・結末

EVA エヴァ(2011年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ロボットと共存している世界の話。

アレックスが以前研究していたロボットは完成されず終わったと思っていた。
アレックスが研究を放棄したのだ。
だが同じ研究チームのラナによってロボットは完成されていた。
それがエヴァ。
エヴァは感情があり、人を傷つける恐れがある。
それをわかっていてラナはエヴァを引き取った。自分の娘として。
きっと元恋人であるアレックスとの共同作品、つまり子供のようなものなのだろう。

アレックスはまたロボットの制作をしようとする、
そのモデルとして、みつけたのがエヴァだった。
まさか元カノの娘だなんて思わなかっただろう。ロボットだとも。

エヴァをモデルにしてみたがアレックスのロボットは完成しない。感情のコントロールができないのだ。
目を閉じたら何が見える。それがロボットの死の言葉らしい。

そんなこんなで元カノ、その旦那である兄貴とアレックスとの三角関係やらなんやら。

そんな中ある日エヴァは自分がロボットだと知ってしまい混乱する。
エヴァは自分がロボットだなんて知りたくなかっただろう。
つい雪山に逃げ、追いかけてきた母親、つまりラナを突飛ばし、死なせてしまった。

エヴァはアレックスにお願いする。
良い子になりたい。
治して欲しい。
お願い、解体しないで。
アレックスにはそれができないとわかっていていた。
エヴァ、、、目を閉じたら何が見える

エヴァはアレックスとラナと三人で幸せになるのが見えていた。

――――――――――――――――――――――――――

悲しい作品。
だけども美しい。

ロボットに感情を入れることはあってはならない。
だけどエヴァは愛を学んだだろう。
そして、自分はあってはならない存在だともわかっていた。
うまれたのは母親のおかげだが、その種となったのはアレックスだ。
二人にとっての大事な娘をアレックスは自らの手で終わりにした。
悲しい、悲しいわー。
沢山の思い出が割れていくのなんて見てられん。

でもね、エヴァも好きだけど
使用人ロボットも優しくて素敵だった( ・ω・)

良い作品なのにレビュー少ないね。
あり

あり