EVA エヴァの作品情報・感想・評価・動画配信

『EVA エヴァ』に投稿された感想・評価

せい

せいの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

妻と娘欲しさに2人そっくりのロボット作って一緒に暮らすのかと思ったー。
マックスがスケートやるシーンが好き。
アマゾンプライムで観ました。近未来物です。

主人公のアレックスはロボットのAI知能の研究をしていて、10年ぶりに卒業した大学に帰ってきて、教授から新たに子供のAIの開発を任されます。

しかし、執事ロボットなどを見ると、別にアレックスが研究しなくてもよくねぇ?と言いたくなるほど、かなり出来の良いロボットさんが既に周りに存在しているんですよね。
なので、旧型と新型との対比にもならないし、なんでこういう設定にしたのかな?と思ってしまいました。
もし原作があるのだとしたら、小説では本当はどの様に書かれていたのか気になりました。

映像的には、冬のスペイン? ドイツ?が舞台で、美しかったです。
ネタバレを踏まないのが難しい作品。
予備知識なしで見られて良かったです。

このレビューはネタバレを含みます

とても美しいオープニングから始まる。

ロボットと人間の共存。何年か後には世の中本当にこうなっているのだろう。
感情を持つアンドロイド。この映画の様に精巧なアンドロイドだと、自分の子供、恋人の様に思う人も多いはず。
実際、執事アンドロイドがアレックスをハグする場面なんかは人間そのもの。

でも、アンドロイドの命を握っているのは人間で、いつでも機能を停止させられる。これってどっちも不幸ではないのかな。

人間に近づけば近づく程に悲しい物語が生まれそうな気がする。 EVAの最後もとても切なかった。

そのEVA役のクラウディアヴェガ、本当に魅力的で印象深い。この子の存在があっての映画だと思う。
DZ015

DZ015の感想・評価

4.0
レトロ風味の近未来設定、SFのていを借りた切ないドラマ、と僕の好きな要素しかない大変ありがたい作品。全体的なビジュアルも好み。ひねりはないけどきっと定期的に観たくなる。マックスというおじさん型お世話ロボットがとても素敵で、タモさん型に魔改造して一緒に暮らしたい思い。あの名曲の使い方だけはちょっと。
♪This is Ground Control to Major Tom
You’ve really made the grade
“Space Oddity” - David Bowie

少女エヴァの奔放さの中に昔の彼女の姿を見たロボット科学者の苦悩

執事だと思っていたら感情レベル8の人型アンドロイド
リアル猫型ロボットもかわいいし、感情記憶装置や脳神経の映像化も素晴らしい
ただストーリー的にラストに向かうにつれ、主人公に感情移入出来なかったのが残念

『映画みたい
去っていく彼女を彼が呼び止める
彼女が振り返ってキス』
クラウディア・ヴェガさんが素敵過ぎました
m

mの感想・評価

4.0
最初の実験シーン、感情レベル、脳の仕組みの部分などなど、ロボット作りに関するビジュアル設定が良かった。シナプスみたいなの綺麗だけど儚さもあって。一方で、部屋や車とかロボット以外の部分はレトロなのもファンタジー感あって好みだった。

ストーリーはそんなに驚かせてくるようなものではなかったけど、寝る前の90分間ゆっくり見るにはとってもちょうどいい映画だった◎
ふじこ

ふじこの感想・評価

3.1

このレビューはネタバレを含みます

想像通りの展開を経て想像通りに終わる映画。

自立型ロボットのソフトフェアの天才開発者であるアレックスは仕事の依頼のため10年ぶりに故郷に帰ってくる。
一緒に研究をしていた元恋人ラナは自分の兄貴と結婚しており、開発中の子供ロボットのモデルにぴったりだと思った偶然出会った少女エヴァはラナ夫婦の子供だった。

エヴァはもしかして自分の子供では?と考えたり、自分が研究に行き詰まって姿を消したのに兄の嫁になってしまったラナに言い寄ったり、まぁまぁのメンヘラムーブをするアレックス。
兄貴に見られて殴られて町を出る事になったけれど、訪ねてきたラナの告白を盗み見たエヴァは山へ逃げ出す。
追い掛けたラナが倒れたエヴァを見つけて背中を切開、出てきた動力部みたいな処に電池みたいなのを入れると復活、パニックになったエヴァと揉み合い、ラナは崖下へ転落、死亡。

アレックスに仕事の依頼をした研究所の女性は、エヴァはかつてラナと2人で研究していたアンドロイドで、アレックスが逃げ出してからラナが一人で完成させるも安全基準に満たず、ラナが引き取って娘として育てていた。今回の事で、ラナだけに任せた責任があるとして解体する事を決めた。

そしてその役目を引き受けたアレックスが母を殺してしまった事を悔やむエヴァを抱き締めながら停止させる。


というお話。
エヴァ役の女の子が、美人という訳じゃないのにすごくチャーミングで魅力的だったなあ。赤いコートもよく似合っていて。
アレックスはもうね、大人になれよと。兄貴の気持ち考えてみろよと。一番可哀想なのはエヴァと兄貴だよこの映画。
ラナが崖から落ちて死ぬ以外は大体想像通りのお話で そうか~って感じだったのだけれど、執事みたいなお料理上手のロボットさんは普通にほしいし、ずっと雪景色なのも良かったなあ。あと、”目を閉じたら何が見える?”って台詞がAIの停止キーワードなのはオシャレだねって思った。

アンドロイドには目を閉じて何かが見える事はあるんだろうか。目を閉じて見えるのは瞼の裏の光や、ちょっとした想像や曖昧な過去の思い出だとかだと思うのだけれど、まさに人間との隔たりを表すみたいで好きだった。
nakaji

nakajiの感想・評価

3.0
2012年のスペインのSF映画
スビルバーグの”AI”を思い出した
もちろん、あの名作と比べるのは可哀想だけれど、これから必要になるだろうAIとの関わり方について考えさせられる作品です
純然たるSFでスピルバーグ作品のようにハラハラドキドキするシーンが無いから、ただただ静かに進むストーリーに眠くなるかもしれない
スピルバーグの偉大さがわかります

オタクの世界ではAIは一つの命として認識されているので、今さら考える事も無いけれど、一般社会でロボットが命として認められるのはまだまだ先というか、まだ自立型のAIが出来ていないのだか、遠い未来の話ですからね
”鉄腕アトム”の頃の、ロボット三原則とかね
懐かしいです

ただ、よく考えてみると変な話です

純粋なSFストーリーに昼メロがまじってるのが、まず変
捨てた女が兄と結婚していて、深刻な顔してるわりに主人公は昔の女にちょっかいをだすんだから、そら、殴られてとうぜんですやん

その上、ラストシーンで幕をひくのは兄であるべきですよね
育ての親はアニキじゃないですか
最後のシーンは主人公の思い込みでしょう
でないと、踏んだり蹴ったりのアニキがかわいそうですよ

このレビューはネタバレを含みます

さり気なく丁寧に描画される映像美とほどよく豊かなストーリーが楽しめる、美しい自立型ロボット(アンドロイド)と人とのつながりを描く、アナログとデジタルの調和が美しい映画。

美しいアンドロイドと雪の古くからある美しいヨーロッパの小さな街並みとの調和が素敵。

猫のロボットも完璧。猫飼ってる人が作った映画だよね。きっと。
動きがとっても賢い猫型ロボット(たぬきに間違われない)

まずは、映画に登場するアンドロイドを制御するシステムが美しい。

ガラスで作られた様なアーティスティックなユーザーインターフェース美しい。
細部のデザインまでこだわってると見受けられるのは、自動車の中のメーターもしっかりデザインされている。
そして、アンドロイドがある世界観と中世から数百年と変わっていないだろう街並みとの調和が美しい。

ストーリーもとても丁寧に人間ドラマを描いている。
とくに感心したのは、ストーリーを追っていく中で、あれ?これってどうなってるっけ?ってのが極力解消されるように作ってある。

具体的には、エヴァって子供の女の子が、主人公のロボット研究者の家に行くんだけど、主人公の移動手段は自動車。エヴァが人で訪ねてきたり、通ったりする。最初はどうやって一人で来たのかな?とストーリーとは関係ないところで、はてな?って思うこともあるけど、その直後に、自転車で来たよ。とか、実はこの街は割と狭いってのが風景の描写であるんだけど。
これが、説明的でもなく、自然なシーンで納得できるように作ってある。

この観る側に寄り添った丁寧な映画づくりがこの映画の素晴らしいところの一つです。

自然にこういう描写や演出がされているので、気づきにくいですが、何箇所か気遣いを観れるところがあります。

パーティーのシーンで、レコードかかってるところで、音量の表現がホログラムっていのも、アナログとデジタルの調和で素敵。さり気なくこういうのがあるのがセンスある。

S・I・7というおじさんのアンドロイドが家事などをする為に登場しますが、感情レベルの上下の描画もすごいと思った。

アンドロイドの停止に使われる言葉が「目を閉じれは何が見える?」って、素敵な詩的な文章なのがおしゃれすぎる。

最後の海辺でたわむれるシーンで、人間として生きてる自分も宇宙から見ればロボットの様な存在ではないか、とさえ思わせる哲学的な描写がオチとなっており、深みがあり、おりゃれでもあり、切なくもあり、いい。

アナログとデジタルを美しく調和させた世界に魅了されました。
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