ふがいない僕は空を見たのsouthernwinのレビュー・感想・評価

色々な意味で釘付けになった。田畑智子の見た目とやってることのギャップといい、団地の閉塞感といい、命の大切さや尊さはわかっていても、たちはかる不条理。
感じは、そこのみにて光り輝く、のライト版ってとこか。。
途中、時間軸戻して新たな内容を付加して見せる手法は効果的、かつ、お得？（笑）

あ、永山君も窪田君も良い感じで、後半は彼らの映画。でもやっぱ、田畑智子だ。

ふがいない、とは、情けない、意気地が無いこと。時々挿入される空の映像が、この空のように青く突き抜けたいという心の象徴のようで。痛い。