ふがいない僕は空を見たの作品情報・感想・評価

「ふがいない僕は空を見た」に投稿された感想・評価

公園

公園の感想・評価

4.2
「ふがいない」「しょうがない」「どうしようもない」ないないづくしの言葉が似合う映画
『そこのみにて光り輝く』などの荒んだ状況の中で苦しみながらも生きていく物語が好きなのでこれも好き
窪田正孝が三浦貴大に勉強をしろと言われた後、家や図書館で自習するようになる様子は、「どうしようもない」状況から「どうにか」抜け出そうとする努力が感じられて胸が熱くなった
Zuidou

Zuidouの感想・評価

2.9
映画として面白いかっていうとそうでもないけど、原作を再現した映像としてちゃんとしてるとは思った。窪 美澄は『晴天の迷いクジラ』が人生ベストワン級に好きで、並々ならぬ思い入れがある作家なので、原作へのリスペクトが感じられたのは良かった。ドロッとした大人の、特に女性の世界の暗い部分に焦点が当たっているときは昼ドラもかくやという気持ち悪さを抜群に発揮するのに、十代が主役になっている間は思い切り青春小説になるっていう、あの人特有の不思議な二面性が映画にもあった。思ったより窪田正孝くんの出番が多かったのも嬉しい。絶対普通には演じないで、必ず何かしらフックを入れてくるから見てて面白い。田畑智子さんも十人いたら十人が美人というタイプではないけど、ふとした瞬間にゾクゾクするくらい美しく見えるし、何せ色気が半端じゃない。村上春樹が人の美醜は顔面の造形よりも表情の自然さが重要、みたいなことをどっかで書いてたけど、まさしくそうなんだなとよくわかった。
原作から入ってしまって、衝撃で、映画を見たのだけど期待裏切られず。ふがいない、あぁ、この表現で間違いない。ってなる。感情移入をとてもしてしまった作品
茜

茜の感想・評価

4.1
窪田正孝への感情移入すごい。。
そして出産直後の赤ちゃんのリアルさにビビるえっ本物じゃないよなさすがに、、
ten47

ten47の感想・評価

3.8
一歩でもどうしようも抜けられない絶望的な状況に陥ったら誰でも彼らと同じような道をたどってしまう、めちゃくちゃ痛い現実を見ているようだった
それぞれ何故そのような行動を取るのかの起因もしっかりしていた
でも、どの映画もそうだけどモザイクを入れると一気にリアルへの描写が壊されるのでその部分は萎えた
久々に映画の原作を読んでみたいと思った
来夢

来夢の感想・評価

3.7
同名小説の映画化。助産師の家庭に生まれた高校生の少年がコミケで知り合った女性と不倫に陥る。 
田畑智子といえば某CMのイメージが強くて垢抜けない感じがしていただけに驚いた。 
綺麗にエロい。こういうのって芸術的になると反比例してエロチシズムが減って行く場合が多くて、いやらしさを感じさせたくない場合には良いんだけれど、そこにある生命感も損なわれてしまったりする。
性と生をテーマにしているこの作品は綺麗なだけでは成り立たないので、その点でこの性描写は満点。
あとは2つのテーマがもう少し直接的にリンクしてるとわかりやすかったかな。 
自分では選べない定めから、
選んで現実逃避したはずなのに、
現実逃避したさきが 現実となり身動きがとれなくなる。

生きるって なんなのでしょう。
山田

山田の感想・評価

4.0
キャスティングがすごく良かった。。
しいて挙げるなら窪田正孝、彼の演技が素晴らしいです。
世の中にはどうにもならないことが多すぎるけど
それでも生きなくてはダメって言ってくれるような話
斉藤くんのことが好きな松永さんの家の話とか、本ではもっといろんなことが描かれているので 映画が良かったと思う人にはぜひ読んでみてほしいです。
140分ではとても感じきれない話だと思うので4
原作は完全に5
もち

もちの感想・評価

3.5
セックスシーンのモザイクで萎えた。映さないように撮るとかも出来ただろうに、モザイクはなあ、ちょっと。
nana

nanaの感想・評価

-
嫁・姑トラブルというものはいろんな作品で描かれるけれど、この作品のそれはまさに地獄でした。
徐々に、確実に追い詰められていく里美の様子は観ていて辛くなります。
大好きな息子が結婚する相手が、すぐに妊娠できる身体かどうかなんて実際結婚してみないと分からないし(検査とかはあるのかもしれないけれど)、姑にとっては賭けなんだろうなぁ。
嫁がどんな生活しようがそこまで興味はないけれど、息子くんに毎日ちゃんとご飯を用意して、なるべく早く孫を産んでくれればOK。

良太とあくつ、ふたりのとあるシーンは劇中もっとも美しくてキラキラした、青春っぽいシーンなんだけれど、2人がやっていること自体はこれもまさに地獄だということが哀しいです。

私達の生きる世界は想像以上に過酷で、時に大きな試練も与えられる。
そんな世界で失敗をしてしまった人を叩くことは簡単だし、嫌になったらこんな世界からはひっそりと離脱することも何なら可能である。
それでも私達はこの世界で生きていかないといけないのかもしれない。
生きていかないと駄目だぞ、とこの映画に言われているような気がしました。
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