5時

空気人形の5時のレビュー・感想・評価

空気人形(2009年製作の映画)
2.0
ドアに吊るして、開閉するたびに涼やかな音が鳴るベルが我が家にある。この映画を見て以降、そのベルの音を聞くたびにこの映画のことを思い出すようになった。

自身が空っぽな人間であると言う比喩と、比喩ということが理解できない元人形の悲しいすれ違い。しかし、その先にあった結末がただ猟奇的に映ってしまったのは私だけだろうか。
人形は燃えないゴミになるが、人間は燃えるゴミになるらしい。
全体を通して嫌なハラハラ感のある映画だった。
5時

5時