綺麗な作品だった。心とは、人とは、スポットが当たらない人間を人形という視点で描いている作品だった。
人間の醜さ、人間の脆さをまじまじ見せられた。今の自分もただの空気人形なのかもしれない。代替品なのか…
最初にノゾミは人間が使う言葉や身振りを覚えていくが、
そこに含まれる複雑な責任まで理解しているとは言えない。
彼女は感情を感じているように見えるが、
実際には感情を代わりに引き受けているだけだ。
…
かなり前に鑑賞したため細部の記憶は曖昧だが、印象として強く残っている作品。
劇中で使われていた吉野弘の詩がとても美しく、作品全体の空気感とよく調和していたのを覚えている。
主人公である人形だけでな…
ラブドール役が
こんなしっくりくる俳優さん
他にいないと思う
愛らしい感じとか
ほわんとした感じ
フワッとした感じ
すごくあってたと思う
心を持ってしまった時
持ってしまったけど
悟られちゃいけな…
(C)2009 業田良家,小学館,『空気人形』製作委員会