藁の楯のyonesanのレビュー・感想・評価

　前代未聞の日本で10億円の個人懸賞金のかかった加害者を護送する五人の身辺警備の行動を映像化した小説原作映画。突きつけられる倫理観と欲望に日本中が揺れ動く。
　命をかけて守るべき人間とはなにか、なんのために人は人を殺すのか。賛否両論ありますが私は様々な場面でメッセージ性がある良作品だと思います。原作を読んだ方からの意見として小説の内容を所々削ったようで、映画観賞後に小説を読んで補完するのが良いようです。