デルポトロ

雨粒の小さな歴史のデルポトロのレビュー・感想・評価

雨粒の小さな歴史(2012年製作の映画)
2.6
学生の短編をつなげてひきのばーしした感じ?まず演出が酷い。ドラマでよく見るような常套句をそのまま並べ立てて工夫もなにもない。自分を好いてくれる青年と父の同化構造はあからさますぎて乗れないし、主人公のパーソナルな話として設定してるのに青年の心の声が聞こえる我々はどんな立場で見ればいいの?妹が風俗嬢とか設定だけで描写が伴ってないから余計に学生のお遊び感が加速。ミュージックシーンにこそ作者のセンスが出ると思ったんだけどそこは耳慣れたクラシック。著作権で仕方なかったのかな?
池松壮亮の存在感はわずかなシーンで突出!
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