Kent相対評価

子ぐま物語/ファン・アンド・ファンシーフリーのKent相対評価のレビュー・感想・評価

4.0
私が子供の頃、一番好きだったディズニーアニメーション。

サーカスの大スターであるボンゴは、ショーの間は大喝采を浴びているが、ショーが終わればすぐに檻の中に入れられてしまう。そんなサーカスでの暮らしが嫌になり、野生の熊になることを決心する。

このストーリーは、まさにアンチダンボ。ダンボがサーカスのスターに成り上がるのとは真逆の価値観。スターになったダンボも同じ悩みを持ち始めるのかもしれない。ちなみに本作の公開はダンボの6年後。

「ミッキーと豆の木」の方は、食べ物の描写が印象的。ペラッペラの食パン、ミッキーたちよりも大きな巨人の食べ物、シュウマイに紛れるドナルドのおしりなど。何気に長編映画でミッキー、ドナルド、グーフィーが揃うのは珍しい。