はるな

明日の空の向こうにのはるなのレビュー・感想・評価

明日の空の向こうに(2010年製作の映画)
4.0
リーダーのリャヴァ、ヴァーシャとペチャの兄弟、三人の子供が幸せを求めてロシアからポーランドを目指す物語。

駅舎暮らしから、列車に忍び込み、街でパンとチーズを物乞い、川の水を飲み飢えを凌ぎながら目指すのは、幸せが待っていると信じる国ポーランド。
三人の子供、特に一番年下のペチャはまだ6歳。
このペチャの子供らしく愛らしい仕草に心をわしづかみにされてしまった。
子供心に希望と絶望が入り交じるお兄ちゃん達だが、彼らは無邪気なペチャの言葉に何度となく勇気づけられる。

ペチャの見た空には国境は無かった・・・涙

「冬の小鳥」や「ポネット」と同様、最後まで「幸せになってくれぇ~」と願いながらの鑑賞でした!
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