明日の空の向こうにの作品情報・感想・評価・動画配信

明日の空の向こうに2010年製作の映画)

TOMORROW WILL BE BETTER

上映日:2013年01月26日

製作国:

上映時間:118分

3.5

「明日の空の向こうに」に投稿された感想・評価

collina

collinaの感想・評価

-
ドロタ・ケンジェジャヤフスカ監督3作目。
ベルリン映画祭で青少年部門のグランプリや平和映画賞を受賞した今作。

ロシアの小さな街で暮らす、貧しい3人の少年、リャパ、ヴァーシャ、ペチャが、よりよい暮らしを目指して、ロシアの国境を越え、ポーランドに向かう。

生きようとするために、1番幼いペチャは自分の容姿の可愛らしさを自覚しながら、おばさんに「きれいだね」なんて言って、パンをもらう。一方で、テディベアを抱き締めるペチャ。そんなペチャに冷たくもしながらも、ペチャが寝ている間、彼を抱き締める兄ヴァーシャ。彼の目線の先には赤子に母乳を与える母の姿。そんな2人を何も言わずに見つめる、1番年上であろうリャパ。それぞれたくさんのものが欠けていながらも、その存在を補うように、傷つけあったり、笑いあったりしながら、小さな歩みをひたすらに進める。

まだそれぞれが幼いのに、足手まといと面倒くさがっていても、1番小さな存在を守ろうとする姿に、これが本当ならばどうにかしたいと思わずにはいられない。

「王様になって帰る」と言った彼らの笑い声はどこまでも尽きない。笑うしかない。どうにかしたいと思うけれど、どうにもできない、映画の中の大人、私。私は、砂糖のパンを持ったペチャと変わらない年頃の女の子よりも何もできていない。果てしなく弱い自分と彼らは、ペチャが言うように、「同じ空」の下で生きていて、世界のどこかで彼らの止められない、切ない笑い声は響いている。
ayaka

ayakaの感想・評価

3.3
ペチャがほんっとに可愛い🥺
どこまでも健気で抱きしめたくなる🥺
孤児で貧しいのに、3人はすっごく楽しそうに笑って、前向きで、一生懸命で、ああ心が豊かなんだなあって思った。悲しくて、でもあったかくて、いい映画だ~!
ペチャとヴァーシャて本当の兄弟なんだって!
ロシアの貧村からポーランドへ3人の少年が幸せを求めて向かう。
シーン毎の風景の鮮やかさや貧困の中において強かに逞しく生活する少年が印象深い。
HO

HOの感想・評価

3.3

Street children
Importance of elementary education..
柴猫

柴猫の感想・評価

3.8
旧ソ連の孤児三人が、国境を超えれば何かが変わるはずだと信じてポーランドを目指す。盗みどころかお酒やタバコも吸うし、一番下の子は大人達に笑顔や褒め言葉を振りまきながら食べ物やお金を頂戴していく。そうした大人びた姿とは対照的に些細なケンカや下の子への命令、テディベアを弟のように大事にしたり感情をぶつけたりする子供らしい面も沢山ある。
前半はその道中での子供たちのやりとりだけど、後半から大人に囲まれ始め彼らが子供でしかないことにますます重みが加わっていく。冒険が現実に塗り替えられ始め、この切り替えが絶妙。大人側の形式的な問題や、「王様になって祖国へ戻るんだ」という子供らしい夢。全てを祝福するかのような光の使い方と、現実との対比。とっさに出てくる本音や、ちょっとしたことでの感情の移り変わりもハッとさせられる。

ただここまで子供に頼りきった映画だと、気になるのは演じた後の彼ら自身への影響。タバコや酒が手放せないような、依存症じみた動作の数々は少し気がかり。まだ6歳くらいの子供だけに演技だとしても少し危うさが混じってると思う。あと日本が製作に入ってるのはどういう経緯なんだろう。
⚪概要とあらすじ
旧ソ連の貧しい村に住む3人の孤児の少年が、豊かな暮らしを求めて国境越えの旅に出る人間ドラマ。

ポーランドと旧ソ連の国境沿いに位置する貧しい村、身寄りもなく鉄道の駅舎で寝泊りしている3人の幼い少年たちは、物乞いや盗みをしながら日々を過ごしていた。外国に行けば豊かな暮らしができると夢見て、彼らは国境を越える冒険の旅に出る。道中出会った人々に支えられ、さまざまな試練を乗り越えた少年たちは、ようやくポーランドの町にたどり着くが...。

⚪感想
「神様 国境を 越えられますように...」

神様はいないと思うほど残酷。ロシアは今でもこうした児童問題があったりするのかな?

主人公の3人の過去は分からないけど、両親もおらず、駅舎で寝泊まりしてる現状に胸が痛い。

幼い子供が誰かか捨てたタバコを吸っていたりお酒を飲んでいるシーンにシーンに衝撃を受けた。それがダメとは教えてくれる人はいないし、大人の真似をしたい年頃なのか。

ロシアから国境を越えてポーランドに来てやっとの事でたどり着いたのにちょっとした行動で運命が変わってしまって残酷すぎる。

3人の中で1番幼いペチャの天真爛漫な姿が可愛かった。たまに駄々をこねたりわがままを言ったり。幼い部分もあってテディベアを親のように大切にしてたのが印象に残った。犬が飼える家庭だったら良かったのに。
人を惹き付けてしまう可愛い仕草と表情、セリフが良かった。

ペチャのお兄ちゃんは冷たい態度をとることもあるけれどペチャを大切に思っていてちょっと心があったまった。

もう1人の1番年長の子はペチャのことを足でまといで迷惑なやつと思っているようで意外と弟のような家族として見ていたような。

子供たちの表情や演技がナチュラルで嫌な感じがなかった。あの年代の子にタバコを吸わせたりするのはOKなのかな?

結婚式の1団と彼らが会って騒ぐシーンが凄く好き。

パンを持った赤い服の少女は何を表しているんだろうか。

どこか切なくなる映画だった。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。
anjie

anjieの感想・評価

3.7
純真無垢なペチャの笑顔
自分たちだってまだ幼いのに最後までペチャを守ろうとするリャパと兄ヴァーシャ
テディベアのくだりが切な過ぎて…
P

Pの感想・評価

3.9
なんて言えばいいんだろう…。

「空は同じだね」みたいな言葉が苦しい。
Mini

Miniの感想・評価

3.3
子供をメインの作品にはどうしても報われてほしくなるけれど、やはりそうはいかないか、、、
こうして報われず必死に生きていく子供達は今現代においても世界に沢山いるのを心苦しく思いました。
子供達の笑っている姿はこっちまで笑顔になるし、破壊力凄いなと実感。
国境付近の光の入り具合とか、森の緑の鮮やかさとか、映像がとても綺麗でした。
kawaru

kawaruの感想・評価

3.7
プライムビデオにて。

現代感が希薄に思えてしまうがあくまでも現代ロシア(公開年)を下敷きにしたストーリーらしい。わたしは世界を知らない。ポーランド映画ってこんな感じなのかな?

ホームレス孤児のロードムービーといえばなんとなく聞こえはいいかもしれんが、最初から情緒に期待するのはその程度の感情にしかなれんからな、お花畑純愛青春邦画でも見てなさい。この門をくぐるものは一切の希望を捨てよ

映像が好み。埃臭さ(※上から目線)へフォーカス当てるのが良い。光と陰と遠近が凄まじく好き。基本的に子供視点だし、こういう映画の見方をひよこクラブで特集しろや

天使ペチャが純粋な行動で大人を動かすシーンがいくつかあって、無邪気〜〜駄目〜〜あざとい〜〜泣〜〜、という気持ち。ぼくのこころのやらかいところを刺激たっぷりにエスコートしやがる

胸糞悪くて良かった

邦題でなぜカナをふってるのか気になるんだけど誰か説明してくれ
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