前に見た記憶があったんだけど、覚えていなかったので久しぶりに鑑賞。
私がこの作品を初めて見かけたのは、レンタル屋だった。
邦画作品を探してるとこの作品がいつも目にとまるところにあって、表紙の冷たい表情の二人が怖くて、観るのを躊躇ってた記憶を思い出した。
話の内容は、山口智子演じるもえみが強迫性緊縛症候群という病を発症し、二人の仲が次第に崩壊していくストーリー。
豊川悦司演じるゆきおの視点で話が進んでいくから、もえみの思いがわかりづらい部分もあるんだけど、愛情の意思疎通が出来ずにもえみは、爆発したのだと思った。
縛ることに執着したもえみをゆきおが縛る場面では、強く縛るゆきおに対してもえみが何度も「ちゃんと縛って」と言葉を発する場面は私のことをちゃんと理解してと言ってるように感じた。
結局最後まで二人の間に埋めることができない締めであったけど、想像を掻き立てられる結末でこの作品好きになりました。