2022/03/01
監督 キャスリン・ビグロー
ジェシカ・チャステイン
ジェイソン・クラーク
"使命か、それとも執念か"
アメリカ同時多発テロの首謀者達を追う凄腕の女性CIA分析官の戦いが、やがて最重要人物であるビンラディンの暗殺作戦に向かっていく様を描くサスペンススリラー。
これは面白かった。
それまでJ・チャステインという女優を知らなかったが、その演技力に引き込まれてしまった記憶。
160分という長さだが、尋問シーンのエグさや敵の罠など所々にヒリヒリするようなシーンを入れて一切飽きさせない、そしてクライマックスの隠れ家への突入シーンは、息をするのも忘れるような緊張感、終わった瞬間には深いため息をつきたくなる骨太の社会派スリラーだった。
傑作です。
K・ビクローは個人的に好きな監督なのだが、「デトロイト」以来新作が無いのか残念です。
鑑賞日2013年2月21日