このレビューはネタバレを含みます
是枝監督の『空気人形』のような雰囲気を感じた。
倫太郎演じる石崎チャベ太郎さんの芝居に脱帽。
メインの出演者が2人と少ないながらも、面白いストーリー展開、かつ音楽の少ないドキュメンタリー的な映画で目が釘づけになった。
だんだんとズームしていく画角、カット割が特に面白いと思った。
性的な描写が随所に差し込まれていて、人間の欲望のようなものが垣間見えて、人形を愛する非日常感と人間らしさが入り混じって見てて面白かった。
最後の首から下がない人形にキスをしているラストシーンが印象に残った。
ボーリングのシーン
人形とやった時は倫太郎のスコアが低かったのに、倫子とした時は倫太郎のスコアも上がっていたのが面白かった
