ROY

エンド・オブ・ザ・ワールドのROYのレビュー・感想・評価

3.6
人類を救う手立ては全て無くなり、3週間後に小惑星の衝突により地球は消滅することは不可避になった世界。そのことが分かるや否や妻は彼の元を去り、彼はただ無気力に過ごす日々。そんな折、一度も顔を合わせなかった隣人と出会い、その隣人の元に遠い昔彼の恋人だった女性からの手紙が間違って届いていたことが分かり、彼はその彼女を探しに、そして隣人も共に自分の家族の元へ帰る為、共に行くことになる。

ジャンルはヒューマンドラマ。
同じような設定で最近は「ドント・ルック・アップ」があったが、あっちはコメディに極振りで、こっちはコメディ要素薄め。
上には書いてないが、ジャケットにある通り、ソーリーという名の捨て犬も同行する。
こんな時だからこそ、分かることもあったりするし、何故もっと前にみたいなことも思うだろうけど、地球消滅も含めそれが運命なんだろうと受け入れることも大切。
しかし死ぬのが分かっていながらも、普通に働く人もいたりと、なんかそれがリアルなのかなとちょっと思ったりもした。
スティーブ・カレル縛りラストも胸打つ作品でした。
スティーブ・カレルってコメディもいいけど、ヒューマンドラマでかなりいい味出してる気がする。

20220202.0033.982
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