トッドさんの映画の中では一番毒が少なくてサラッとしている印象。
「ちょっと・・物足りないかな」とか思ったのだけれど、
でも一旦落ち着いてみたら一番毒の強い映画だったと認識。
「ダークホース」って結果として勝てればいいのですよ。
でも勝てなかったらもう悲惨な末路しかないじゃないですか??
全てに甘えてて色々な問題の責任を人に押し付け「自分のせいじゃない」と自己を肯定して逃げまくってるダメな主人公エイブに「ダメな人間は死んでもダメな人間のままなんだよ」と淡々とみせる映画。
死んだってその人の存在が変わることはないのだから。
調子悪い時にこの映画見ると精神をえぐられますよ。