キャトラーズ

世界にひとつのプレイブックのキャトラーズのレビュー・感想・評価

4.7
ハートフルの最高到達点みたいな作品。
登場人物全てが愛らしく
存在にちゃんと意味がある脚本になってる。

この映画は吹き替えで見ることを強く勧める。
序盤のパットの「もちろん死ぬほど
ぶん殴ってやりましたよ」ってセリフが
めちゃくちゃ面白いのと、
なんと言ってもデニーロ役の
羽佐間道夫さんの演技が素晴らしい。
粗暴だが思いやりのある父らしさがより足されて
息子のパットとの殴り合いシーンで
奥さんが「あなた!殴るのやめて!」のセリフに
「違うよ!俺が殴られてんだよ!」で返すセンス、
字幕ではそんなこと書いてないので
演出の妙かアドリブなのか
このセリフだけでその後のデニーロの泣きシーンに
込み上げるものが大幅に変わった。

ジェニファー・ローレンスが
the ジェニファー・ローレンスって演技で
マジで最高。
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