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愛、アムールのkiyoのレビュー・感想・評価

愛、アムール(2012年製作の映画)
3.6
小さい頃にみる日常の陰。純粋な想像力はその闇を多種多様なものに変化させていき、次第にその闇から目を背けていく。老いを経て、それが死という自分の影であることに気づく。二人の愛による生の動きを捉える暖かい木漏れ日のようなカメラワークは音楽から生成される幻想的なイメージの如く幕を閉じる。

@新文芸坐
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