愛、アムールの作品情報・感想・評価

「愛、アムール」に投稿された感想・評価

PI

PIの感想・評価

4.0
悲しい結末でした。
どんなに愛していても、寛大な心を持っていても、介護という現実は本当に人を追い詰めてしまう。
水を吐き出した奥さんの頬を思わず叩いてしまうシーンは泣きそうになりました。
そして「心配が何の役に立つのか!」と言われてグサっときました。
奥さんが亡くなった事で、また静かな愛の時間が取り戻せたのです。
misaki

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3.6
歳を重ねてもこういう関係性でいられる夫婦って憧れる。

水を運んでくれた男の人が言ってたように、この夫婦を尊敬する。

ラストは少しびっくりするけれども。

それでもお互いを想っての結末だと思う。



独特な間が目立つ。
良い意味で。

ただ椅子に座ってるだけのシーンを長く映すとか。

その間は一見無駄な時間のように思えるけど、
なかったら作品の出来や印象を物凄く左右すると思う。
みーこ

みーこの感想・評価

4.0
寡黙な、美しい物語。
最後の静寂が私には心地よく、
映画館で観なかったことを後悔した。
終わってからそのまま観返した映画は初めてだと思う。
観返して分かったことだが、ラストと冒頭の繋がりには美し過ぎて感嘆した。

名演は言わずもがな。

結婚するなら、こういう関係を築ける人とがいい。
sun

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4.8
夫婦と共に過ごしているような感覚だった。それぞれ精一杯生きている夫婦
時の経過…間(ま)の表現が好き。惹きこまれた。

観た人の、実生活に対する今の自分のスタンスへの思いがそのまま反射して感想になりそうな作品
qwert

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3.0
主人公と同じ立場になったら…
他人事とは思えない内容ゆえ
自分の生活に照らし合わせて考えてしまった。
とても感慨深く
素晴らしい作品だと思うけど
自分には重すぎたかも。


◇◇鑑賞記録・あらすじ引用◇◇
パリ在住の80代の夫婦、ジョルジュとアンヌは共に音楽教師で娘はミュージシャンとして活躍と充実した日々を送っていた。ある日、教え子が開くコンサートに出向いた2人だが、そこでアンヌが病で倒れてしまう。病院に緊急搬送され、かろうじて死だけは免れたものの半身麻痺という重い後遺症が残ってしまう。家に帰りたいというアンヌの強い願いから、自宅で彼女の介護を始めるジョルジュだったが……。
Mari

Mariの感想・評価

4.2
残る映画。演技してるように見えないで、そこにいる。介護のこと。沁みる。痛いように、沁みる。愛する妻のこと。その日々。
mmm

mmmの感想・評価

3.8
初ハネケ。
勧められなかったら絶対観ることなかっただろうな〜。
でも、観てよかった。
涙を流してもおかしくないはずなのに
涙を流す余裕なんてなかった。
INFOBAR

INFOBARの感想・評価

4.0
難しかった。
あなたのすべてを見届ける。人生の終わりに、男は、女は。
これがM.ハネケ監督なんですね。勉強になりました。
ふたりはとても気品があって、緩やかな感じでした。
これは、アムールなんですかね・・・
自分は切なくなりました。見えてないなと思いました。
最後の最後まで、納得出来るまで・・・ かな
その気持ちが、十分にわかるから・・・ かな
でもこれ以上は、きっとお互いが・・・ かな
これほどとは、気付いてなかった・・・ かな
始めから、こうなると気付いてた・・・ かな
やっぱり、アムールなんですよね。
逃げられない事実、涙は流れなかった。
まだわかってない、もう一回だな・・・

映画232本目/17年
問題作ってどーゆうことなんだろう?と見ながら思っていたのだけれど、見終わって
これは、大問題ですわ!!!と思った。

旦那さんが奥さんをいかに愛しているのかが伝わってきてホンワカしたり心が痛くなったり…
外から見たら異常にみえるようなことも、実際こんなのそこらじゅうで起きていることであり珍しい事じゃないんだろうな。
何かもかもが前フリなくいきなり起こるような感じがした。そこにリアリティがあると思ったし恐ろしくも悲しくもある。

介護映画は日本には腐るほどあるし私は苦手で見られないわけだけれども、愛アムール(なんだこの邦題)はそれ系の嫌な部分はあまり感じられなかったのでサクッと見られる。
Yoko

Yokoの感想・評価

3.9
 音楽家夫婦である”ジョルジュ”と”アンヌ”。
弟子のピアノ演奏の講演会を楽しんだ翌朝、朝食を摂る最中アンヌは一瞬うんともすんとも言わなくなる。
病に侵されたアンヌは手術を受けることになり、ジョルジュも妻の介護生活が始まることを受け止める…。

 かくも静かなお話し。
この手の話は泣かされてしまうのだろうなと思いつつ観ていたのだが、不思議と涙を流せなかった。
プロットだけ追ってみるとこれほどまでに「泣けそう」な物語であるにも関わらず、大きく感情が揺り動かされなかったことに驚く。
 
 どうも文面に表すことが難しいこの感情に少し光を射してくれたコメントが、公式HPに記載されてある谷川俊太郎の言葉。
─── わたしたちは<映画>を観たのではない、<事実>を目の当たりにした。涙を流す余裕はない ───
 私自身はあくまでも<映画>を観たという感想が残るが、この映画で描かれた愛は「よくある感動」と袂を分かつ類の愛であったのかもしれない。
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