西向く侍

愛、アムールの西向く侍のレビュー・感想・評価

愛、アムール(2012年製作の映画)
3.8
こんな可愛いおばあちゃんいない
自分はの感謝の言葉を伝えられる人になりたいと思った。だんだんと痩せていくアンヌの姿はみていて苦しかった。そんなアンヌを静かに支えたジョルジュ介護生活は厳しいものであった。その介護生活が丁寧に映し出されていた。
実は現実で僕の祖母が今そのような状態である 正気でなくなって祖母と信じられないような痩せた姿であった。祖母の誕生日に入院している祖母に会いに行った母だったが祖母は母が自分の娘だということを理解してなかった。この作品を観たところで祖母を助ける方法が見つかるハズも無かったが介護する母の苦しい気持ちがより深くわかった。自分を娘だと思ってない母を介護する辛さはどれほどなものなのか考えるだけで胸が痛い。容態が悪くなっていくのが目に見えるのに何もできない辛さは はかりしれない…
この作品を観て祖母と母に出来ることはやりたいな と思った。
西向く侍

西向く侍