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プラチナデータのhrnのレビュー・感想・評価

プラチナデータ(2013年製作の映画)
2.1
国民全員がDNAで管理されるようになった時代で〝NF13〟と呼ばれる犯罪者による連続殺人事件が起きた。被害者の爪の間から採取された皮膚片を解析すると、システム開発責任者である神楽龍平のデータがーーーーーーー。



原作は未読ですが、こりゃダメだ。


〝東野圭吾原作〟と言う事で、期待に胸を膨らませていた人が大勢いたんじゃないでしょうか。

舞台は近未来〝DNAで管理される時代〟でテーマは充分に面白い匂いがするのですが、何せ盛り上がりに欠ける。映像も終始暗い雰囲気で代わり映えしなければ、かと言ってハラハラするような展開も無い。そして終いには、長い。この雰囲気で2時間超えは相当面白くないとどんどんつまらなくなるばかりです。


主人公・神楽は二重人格なのですが、ニノの演技は良かったと思います。目付きが変わるのが分かるし、演じ分けられていたので劇中に突然人格が入れ替わるシーンでも「えっ、今どっちなの?!」と悩む事なく観れました。


邦画と洋画を比べるのはお門違いな気もしますが、やっぱりスケールが違うというか詰めが甘いというか…。消化不良で終わってしまいました。
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