このレビューはネタバレを含みます
原題はarbitrage「利鞘」
主人公はリッチマンという圧倒的上位立場で「利鞘」を得ている
最後の最後は妻からも見放されてしまう
愛人がいたからじゃない
その愛人を殺してしまったからじゃない
そんなの妻からしたら些細なこと(さすがに殺人容疑はやばいだろと思ったけど)
大切な娘を傷つけたことが許せないのである
主人公も決して憎めないんだけどね
自首しようともしていたし
娘と公園でそんな大声で超大事なことあけすけに喧嘩すなよ、と思った
最後落ち着いて、隣同士に座り、それでも娘は「謝ってくれるかと思ってた」といいその場を去る
去ったあとに独り言として言う「ごめんなさい」は沁みるねぇ
リチャードギアは相変わらずずうっと渋いイケオジだな
ラストはなぜあのシーンでぶつっと切れるのかわからんかったけど色々と後味を持たせたかったのかな