図書館戦争のHonokaのレビュー・感想・評価

原作が大好きだから、よくある実写化で世界観が壊れるような現象を心配していた。でも、スタッフやキャストが原作をすごくリスペクトしてくれていることが伝わる素晴らしい出来だったと思う。監督も言っていたように、冒頭では正化という時代への突入をリアルに描いていて、検閲のある世界が有り得ない世界ではないということが実感でき、そこでちゃんとした図書館戦争の世界観が作られていた気がした。児玉清さんをモデルにした稲嶺司令が写真として出演されていて、オリジナルの司令もうまく話に溶け込んでいて良かった。続編も期待！