わんだーうぉーる

そして父になるのわんだーうぉーるのレビュー・感想・評価

そして父になる(2013年製作の映画)
4.0
2022年134本目。

是枝作品も観れるだけ観たい。

~~ストーリーなど~~

是枝裕和監督が福山雅治を主演に迎え、息子が出生時に病院で取り違えられた別の子どもだったことを知らされた父親が抱く苦悩や葛藤を描いたドラマ。

大手建設会社に勤務し、都心の高級マンションで妻と息子と暮らす野々宮良多は、人生の勝ち組で誰もがうらやむエリート街道を歩んできた。そんなある日、病院からの電話で、6歳になる息子が出生時に取り違えられた他人の子どもだと判明する。妻のみどりや取り違えの起こった相手方の斎木夫妻は、それぞれ育てた子どもを手放すことに苦しむが、どうせなら早い方がいいという良多の意見で、互いの子どもを“交換”することになるが……。

2013年・第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、審査員を受賞した。良多を演じる福山は自身初の父親役。妻みどりに尾野真千子、斎木夫妻にリリー・フランキー、真木よう子が扮する。

※映画.com(https://eiga.com/movie/58060/)より

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本当の血の繋がりか、育った環境か。なんて難しいテーマ。個人的には子供を取り替えることが大前提で話が進んでいくことに驚いてしまった。当たり前のように『育った環境』が最も重要視されるべきこと、と思ってた。そして何故だか、そう思ってた自分にまた驚いた。

子役の演技が素晴らしい。演技にはとても見えなかった。撮影環境がそうしてるのだろうか。

福山雅治が演じる父親は、エリートではあるが父親としてはおそらくポンコツの部類。だからこそ葛藤が多く、親近感がある。ただ、格好良過ぎるだろ。あんな風にスーツ着こなしてみたい。

そして、タイトルが上手過ぎる。

観て、満足でした。
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