そして父になるの作品情報・感想・評価

「そして父になる」に投稿された感想・評価

とてもよかった。
すべてを説明するんじゃなく、観る人に委ねる部分の多い映画。
ラストもよかった。
ぎしお

ぎしおの感想・評価

3.6
淡々と進む印象。生みの親か、育ちの親か。教育に答えなどない。誰しもが親になるのは初めてという事か。
咲

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4.0
愛ってなんだろう。と考えてしまう

いつか絶対是枝監督とお仕事したい!
soyaryoko

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3.5
『最愛の子』とセットで借りてみた。福山雅治もリリー・フランキーもすごく苦手なので、劇場公開時はなかなか見に行けず、是枝監督の新作は見たいのに!と難しい気持ちになっていた4年前。

自分だったらどうするか、という目で見てしまう。育ての親と、実の親。『塔の上のラプンツェル』を見たときに、簡単に育ての親を捨ててしまえたように見えた主人公に違和感を覚えたことを思い出すけど、私は結局血が重要な気もするし、難しいなあ。

福山雅治の福山雅治感がよかったけど、やっぱり苦手意識は治らず、『三度目の殺人』も見に行けなかったのでした。
uminohok

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2.9
まず血縁を取ろうとすることにビックリした

このレビューはネタバレを含みます

 主人公は高層マンションに住んでバリバリ仕事をする男性とその奥さん。11月、お受験のために6歳の子どもとピアノをやったり、挨拶をしっかりさせたり。
 ある時、病院から連絡があり。自分たちの子どもが取り違えられた可能性があると言われ、DNA鑑定すると……という話。

 赤ちゃんの取り違えというモチーフで、それを考えただけで辛すぎるし自分だったらどうしたらいいんだろう? と悩んでしまって。このモチーフの勝利だと思いました。
 そして是枝監督らしい子どものお芝居の自然さが素晴らしくて、大人たちがいろいろ悩んでネガの方向へ行ったりするけど。子どもたちは、環境に順応していったり。親の気持ちを察して気を使ったりしてるのが、何気ない子どもの表情でわかってしまって、何でこの子たちがこんな気持ちにならないといけないんだろう。この子たちに何の罪があるのだろうか? と考えると涙がとめどなくあふれてきました。

 そして主人公は相手の家族を見たり、妻のアクションを受け止めるリアクションをしたり、妻の親の考えにリアクションしたり。自分の父親との関係を考えたり。基本、話は周りが動いて、主人公がそれにリアクションする。という構造。リアクションといっても、主人公は表情に出したりしないので何を考えてるのかはわかりにくいです。淡々と物事を進めていく感じ。
 話自体は退屈で。取り違えがありました。どうしようかお互いの家族で語らう。じゃあとりあえず週末だけ交換してみよう。その様子。主人公の周りの人たちの意見や主人公の幼少時代の父親に対する思い。結局、このままじゃいけないから答えを出す。それからまた問題が発生して、さあ結局どうする? な流れ。
 主人公と相手の家族との教育方針や環境の違いを対比させてたり、途中はバラエティ番組の大家族の子どもと一人っ子の交換の様子みたいになったり、ここら辺は目新しさはなくてそんなに面白さを感じなかったです。

 父親はそうでもないですが、尾野真千子さん演じる奥さんの気持ちになると耐えられなくて。「お腹を痛めて産んだ子なのにどうして気づかなかったんだろう」や本当の子どもを預かって一緒に暮らすうちに「この子が可愛く思えて、それが今まで育てた子どもに対して申し訳ない」と涙する姿は見ていられないくらい辛かったです。
 
 主人公は仕事の環境の変化などもあり、考えを変化させていく後半。けれど主人公が出す答え。
 結局、この映画の答えはそれか。とちょっとがっかりするものでした。それは見てればそうだろうなと初めからわかりきってることだったので、騒いで騒いで、じゃあこれで。で終わりというのはかなりの消化不良でした。 

 ただ、井浦新さん演じる蝉お兄さんいるのかな? 林を作る大変さとかで主人公の気持ち変化させちゃって関係あるのかな? とか疑問に思うし。主人公の気持ちの変化の大事なキーとなるカメラも、そのタイミングで見る? と思ってしまいました。時間たくさんあったろうに、と。
 とはいえ、役者さんたちみなさん素晴らしいし。自分たちの身に起こったらどうしようと問題提起になる映画でよかったです。
 そして、中村ゆりさん一生許さないぞな映画でした。  
KWSMAN

KWSMANの感想・評価

3.8
台風直撃の島のペンションで壁に潜むシングルCD大の蜘蛛を気にしながら観たので感情が昂ぶった。
movie

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3.2
重いテーマで福山もなかなかのクズでこれはどうなるんだろって思っていたが終わり方が泣かされた。
淡々と進んで行くが感動する映画ですな
Taul

Taulの感想・評価

5.0
『そして父になる』
重いテーマを扱った作品だったが、やはり是枝作品、淡々としたシーンの積み重ねで表現され考えさせられる。福山雅治と一緒に摸索する2時間。上映終了後にいろんな想いが襲ってきてしばらく席を立てなかった。

『そして父になる』が海外でうけたのは、分かりやすいテーマに加え、この辛い出来事を、抑制を効かせて、細部の積み重ねで人間の内面を描ききった演出への賛美だろう。作家性をエンタメに昇華させた是枝監督のひとつの到達点で、邦画の進むべき道標では。

ラストの会話。息子「スパイダーマンってクモだったて知ってた?」 福山パパ「いや、初めて知ったよ」 息子によって父になる入り口に立てた男が、息子に教えてもらう可愛いやりとり。是枝作品は何気ない台詞が印象的でいいのが多い。
Haruka

Harukaの感想・評価

3.5
想像より良かった。子供の取り違えをきっかけにして、負け知らずの傲慢な主人公の、父として、そして人間としての新たな芽生えが丁寧に描かれる。
それぞれのキャラがいいし、ストーリーもしっかりしてて見やすい。音楽も落ち着いていて良かった。
無理に盛り上げないのが好印象。
もうちょっと取り違えについての現実が見られたら良かったな。親である主人公はよく分かったけど、子供の気持ちをもっと知りたかった。
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