そして父になるの作品情報・感想・評価

「そして父になる」に投稿された感想・評価

Woodstock

Woodstockの感想・評価

3.8
うまく言葉にできないけど、心がぎゅーーってなった。
産んだ子供と育ててる子供が違うってどんな気持ちなんだろう。

このレビューはネタバレを含みます

全編通し、福山パパに焦点を当てた作品。
福山パパ以外の家族が関係するコミュニティについてはほとんど触れられず。
『交換』の非情な決断は、親戚や学校、近所付き合い等、周囲との人間関係へも多大な影響を及ぼすはずなので、その辺りも描いて欲しかった。

特異な感性を持ち、人の気持ちに寄り添うことができない父親(しかも自覚がない)。福山雅治の浮いた存在感が役柄にピッタリでした。
『交換』とか、『両方とも』とか、何様やねん。カードゲームかい。

そもそも交換なんてものが成立しないのは、試さずともはじめっからわかること。本来なら病院側の早く事態を終息させたいという身勝手な思惑と徹底抗戦し、多額の賠償金を請求して終わりだ。
(善人のように描かれてるけど、結果的に交換に合意するリリー真木夫妻の判断もどうなのか)

そして父になったのを機に観賞。
福山パパに1ミリ足りとも共感できず、嫌悪感が沸いて沸いてだめでした。
新米だけど、さすがにこれよりはマシな父になれる自信がある(根拠はない)。
ロンドのユニフォームを着てるリリーさんの言う通り、子供と過ごせる『時間』を大切にしよう。
はたしてこの状況下でひとは変われるのだろうか。
序盤の福山を間違ってる父親風に描いてるが、これはこれでいいのではないかと思ってしまう。
エース

エースの感想・評価

4.0
子供の取り違えというテーマ。
もし自分がその立場だったら、と考えさせられる。
2つの対照的な家族が出てくる。どっちが、幸せな家族なのか、子供にとっては?大人にとっては?それぞれで変わってくる。血を取るのか、時間を取るのか、子供の将来を考えるのか、変化を拒むのか。
好きな邦画のひとつ。
家族とは血なのか、時間なのか。
才能と自由が活き活きと描かれてて素敵な作品だった。
作品としては素晴らしいんだと思う。福山の好演も光る(この人こういう役のほうがイイ。案外、老成した人なのかも)。

けれど、他人の苦労話を聞かされているようでシンドかった。そのくせ、問題提起だけは深刻だから、強制的に向き合わされるという。

こういう経路をたどらなくても、父になれない自分やなにやかやとかそして父にはなれるんだぜ。と反発。

血の繋がりのある自分の子供だったら真っ直ぐ愛せる/愛して当然という幻想が前提になってるからか?

まさか。「誰も知らない」を撮った監督だぜ…
対照的な夫婦、家族。

それぞれの生活感が丁寧に描かれてて背後の映像だけでも色々感じれる。

後半は涙涙。
この監督の作品好きだし面白いんだけど長い
>|