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そして父になるのhrnのレビュー・感想・評価

そして父になる(2013年製作の映画)
3.3
建築家である主人公・良多は妻・みどりと6歳になる息子・慶多と幸せな日々を送っていた。ある日、慶多を出産した病院から「重要な話がある」と呼び出され行ってみると、出生時に赤ん坊の取り違えが起き、慶多は実の息子では無いかもしれないと伝えられたーーーーー。


〝家族〟の定義として大切なのは、血の繋がり?それとも過ごした時間?

こんな事故や事件が数十年前までは多発していたなんて、考えただけでも恐ろしいです。


琉晴の「なんで?」攻撃に胸が痛みました。交換するとかしないとか、確かにそれも重要だけど1番大切にすべきなのは当事者達の意思ですよね。

6歳の子供が選択するには重すぎる問題かもしれないけれど、親同士が勝手に決めて「今日からパパとママと呼んでね」なんてあまりにも唐突すぎます。


1番良いのは両家が1つの〝家族〟になることなんでしょうけど、簡単にはいにいですよね。このテーマの正解は多分、見つかりません。
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