リンリン

黒執事のリンリンのネタバレレビュー・内容・結末

黒執事(2013年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

水嶋ヒロの演技は圧巻。原作のセバスチャンが重なって見えるようでした。

しかし、原作を無視しすぎた脚本にガッカリです。
漫画を原作とした、映画なのでマンガやアニメのファンからこの映画を観る方は、大人数いるはずです。原作ファンの人たちはきっと1評価をするでしょう。

限られた時間なので、多少、話が変わるのは仕方がないことだと思いますが、
シエル役(え?日本名忘れた)の剛力彩芽は酷すぎる。原作のシエルの良さが全然出ていない。ていうか、キャラの人格変わってる。ここに関しては、脚本が悪い。

メイリン役(Rin)の山本美月のセリフ
「私の家は代々、お坊ちゃんの家に支えている」的なやつには、思わず
嘘つくな!とツッコミを入れてしまいました。(苦笑)

マダムレッドとシエルには様々な感情の錯綜があるのに、マダムレッド悪役にされすぎてて可哀想。情緒も何も感じない。
原作ぶち壊しの最悪作品でした。

ミステリー映画を作りたいんだったら、原作無しの、監督や脚本家のオリジナル作品にすれば良かった。

ただ、褒めるとするならば映像や演出、アクションの美しさですかね。
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